こんにちは。名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
この時期になると、矯正ストレートやパーマのお客様が増えてきます。
湿度でクセが出たり、あるいは、せっかくスタイリングした巻髪がだれてしまう、、
そんなときに役に立つのが、パーマや矯正ストレートなんです!
矯正ストレートやパーマは、基本的にアルカリに傾けて作用させます。
この図ですね。
一般的に美容師さんたちが言う「弱い薬」っていうのは、この図の「パーマ・シス系」と書かれているものが多い。
見て分かる通り、実は「弱い薬」だけどアルカリはちょっと高いものが多いのです。
アルカリが高いと、きちんと後の処理をしておかないと、のちのちガシガシしてきてしまいますからね。
かけたその時はいいんですけど、、、。
最近、wガラス化エアウェーブの記事も2、3書いています。
本日も、エアウェーブのお客さまの施術例です!
事前のメールで、「髪が細くてパーマがかからない。けれど、ボリュームを出すためにパーマをかけたい」
とのご要望でした。
パーマでボリュームアップなので、ショートボブのポイントでのパーマスタイルも検討していました。
ご来店頂くと、確かに細めではあるけど、しっかりした髪で、微シス毛ではなさそう
※微シス毛とは・・・髪の中のたんぱく質(シスチン)が元々少なく、ウェーブやカールを支えるだけの
たんぱく質髪の中にが存在しないため、パーマの係が非常に頼りなくなってしまう髪。
ビフォアの写真がこちら
あ、首元のラップが映ってしまいました(笑)すみません
すごく品のある、おきれいな方なので、きっとゆるふわの巻き髪っぽい感じはお似合いになりますね。
という事で、ある程度の長さは維持!
でも3か月前にパーマをかけているそうです。
カラーも同時だったのでちょっと取れちゃったかも、、、とおっしゃってました。
きっと、美容師さんも、細めの髪だから「弱めの薬」でかけたのでしょうね。
アルカリが高くても、還元剤のパワーが弱ければ、パーマはかかりませんから、、、
でもそのおかげで、思っていた以上に、髪のコンディションはよい状態です。
「おそらく、きれいにかかると思いますよ」とお話しして施術スタート。
とはいえ、パーマは一歩間違えるとえらいことにもなりかねないので、油断は禁物。
いつもどおり、こんな機械に2回も入ってもらいます
そして、パーマで髪に残ってしまうはずのものをシャンプー台で除去!
できるだけ、髪に何も残さないのが、髪を傷ませないコツです!
そして仕上がり
ブワーッと乾かしてるだけで、毛先が丸まってくれます。
これくらい乾かして、毛先にややキープ力のあるワックスでにぎにぎすれば
超簡単、ゆるふわスタイルの出来上がりです!
サイドにボリュームを出すために、表面に少し段を入れて、
トップのボリュームはフロントをちょっと増やすことで、楽にできるようにカットしています。
フロントからも取らせていただきました。
とてもいい感じですね!お似合いだと思います。
今回も中性の薬剤なので、それほどのダメージは出ないはずだし、
パーマのもちも、3か月は余裕で持つと思います。
仕上がり(乾かしただけですが、、)をおみせしたときの
「わーすごーい」って嬉しそうに言っていただいたことで、今日一日の疲れが吹っ飛びました(笑)
ありがとうございました!!