
クセ毛でお悩みの方の中には、「クセを生かしたスタイルにしたい」、、というご要望も実は意外と多いんです。
カットだけで上手くいくケースもあるし、パーマを提案することもある。
まさに、千差万別の対応が必要になる難しい技術。
ただ、パーマやクセは、季節や乾かし方、ダメージ具合やライフスタイルなど、不確定な要素が多く、普段のケアや、何よりご自分でのスタイリング力が鍵となるのも事実。
さらに、パーマでクセをぼかそうと思うと、持っているクセより大きなパーマはかからない、、だから必然的にハードなパーマになりがちです。
最近流行りのメンズのハードパーマやツイストなど、ショートスタイルの方が、うまくいくかもしれませんが、これも、髪質、骨格、生え方、ダメージ、雰囲気など、様々な要因が重なり合うので、正直「正確にはやってみなければわからない」というのが本音かもしれませんね。
という事で、今回はクセ毛のパーマスタイルの方をご紹介!
まずはビフォア
やや強めの捻転毛(ジリジリしたクセ毛)で内側には細かめの波状毛(カールのようなくせ毛)も合わさっている難しいクセ毛。
条件としては、
①お仕事で結ばなければいけない
②カラーはしない
という2点。
イメージ的には、シャープなお顔立ちの方なので、ちょっとロックテイストの前下がりショートで長め前髪のハードパーマがいいかな、、と思ったのですが、条件に合わないので却下。
ギリギリ結べる長さを残し、広がりすぎないよう、ちょっと大きめのしっかりパーマをかけることにしました。
もちろん365のダブルパーマです。
出来上がりがこちら
普段は濡らした髪にワックスか、ムースをしっかり付けて放置、、が良いでしょう。
ヘアースタイルって、美容室での仕上がりより、普段ご自分で難なくできるかどうかが非常に重要!
もし、うまくできないのであれば、どんな理由であれ、やはり美容師の責任だと思います。
なので、施術内容がどうであれ、やりにくい事があれば、担当した美容師に相談する、、、これが大切になります。
お互いに相談しながら、お互いの「丁度いい」を探していく、、、そんな関係がお客様と持てたら素敵だな、、と思いますね。
カラーやハイライトもいい感じになると思うので、またぜひご相談下さいね!
では、今回はこれにて!