ここ数年、一般の方の美容室での髪のトラブルが増え続けています。
どれだけ気をつけたところで、「美容師さんに難しい話をされるとわからない、、」なんて方たちがほとんどでしょう、、、。
ということで、今回は「美容師が言う怪しいセリフ」をいくつか上げて、説明していこうと思います。
騙されて後で後悔、、なんてことも減ると思います!
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「髪が傷んでるからトリートメントしたほうが良いですよ」
これは定番中の定番。
カラーやパーマをした後に、シャンプーするついでにトリートメントをおすすめされる、例のやつですね(笑)
「時間も掛からないし、ちょっとでも良くなるなら、、」
とお願いする方も多いと思いますが、残念ながら、全くの無駄金になっています。
トリートメントで髪は改善されないことは8割の美容師が知っている!
上記ブログ記事にも書いてありますが、例えどんなに高価であっても、システムトリートメントで髪が良くなるなんて、100%、絶対にありませんからね。
まぁ、この程度なら髪が悪くなる事も少ないので、「絶対にやめたほうがいい」訳ではないのですが、同じ金額を出すなら、僕ならホームケアの商品をおすすめしますけどね、、、。
「酸性(中性)(のトリートメント)だから髪は傷みません」
これは、ここ数年で増えたセリフの一つです。
特に酸熱系トリートメントと言われるものが、美容業界に急激に増えたから、、と言うのが一番の理由でしょう。
一時期は、業界誌でも各紙が取り上げ、各メーカーもこぞって商品が出てきています。
まぁ、今更感が否めないですけどね、、、。
通常の薬剤使用ではダメージなどないはずなんですが、薬剤以上のパワーを出すために、濡れた状態で高温のアイロンをかけたり、、、などといった、無茶な施術方法によって、余分なダメージを受けてしまうことが多発しています。
特に、熱のダメージなので、ビビり毛に近い、ジリジリとした髪になってしまうことが多いのです。
ダメージの出方はこんな感じですね、、、。
使用薬剤や施術方法、回数にもよりますが、矯正ストレートによるダメージよりは修復が早く、回復する可能性がある状態です。(あくまで365システムで補強した場合です)
見た目よりは、髪のダメージも酷くないことが多いですね。
また、酸性ストレートによるダメージも増えていますが、こちらの方が遥かに厄介で、キレ毛や断毛など、明らかな違いが出ます。
ケースにもよりますが、酸性ストレートの場合、切らない限り回復は難しいケースが多くなります。
「日本で一番高いカラー剤だから良いですよ」
これは数年前、ディーラーさんの勉強会で、とあるメーカーのカラー剤の販売促進の勉強会で教えてもらったセリフです。
今では各メーカーが出している、透明感のでる「高アルカリ高発色」のカラーですね、、、。
当時ですので、今ではこのような言い回しはないと思いますが、「このカラーで施術すると、+1000円」などといった打ち出しをしているサロンもありました。
けれど、アルカリも高く、色素も多いため、褪色した後の髪のダメージはかなり大きくなります。
高アルカリ高発色なので、赤みの少ない深みのある色は得意ですが、その一方で、色むらになりやすく、ダメージリスクは普通のカラーに比べても、確実に大きいのが特徴です。
こういった、「○○カラーで施術すると○○○円+」などと謳っているサロンで、「髪のケアに強い」事はほぼないし、基本的に何もわかっていない可能性が高いので注意してくださいね!
過去の履歴を聞かないサロンは要注意!
これは特定のセリフではないですが、特に髪質改善やトリートメントではじめて行く美容室の場合、今までの施術履歴が非常に重要になります。
なので、初回カウンセリング時に、今までの髪の履歴、ホームケアの仕方、使用している商品、普段のセットの仕方などを聞かないのは、かなり問題あり、、だと思って間違いありません。
なので、心配な方は、まずはカウンセリングだけしてもらうのも有りだと思いますよ!
色々と書いてきましたが、美容師さんによっては、薬剤の事や、毛髪知識も豊富に有るけれど、一般の方に分かりやすく説明しているだけの場合もあるので、結局はその美容師さんが信じるに値するか、SNSなどできちんと裏付けがあるか、、で判断するのが大切かと思います!
では今回はこれまで、
いつもありがとうございます。