一昔前に大流行りしたデジタルパーマ。
乾かした時に巻いたような大きなカールが出せる、、と言うことで、一時期は一世風靡したメニューの一つです。
もうかれこれ、20年ほど前です、、、。
ところが、繰り返すたびに髪がどんどん傷んでいき、最終的にはビビり毛を量産してしまった結果、業界中でも廃れていってしまったという経緯があるのです。
まだまだある酸性信奉美容師
最近でも、弱酸性だの、酸性だのと、デジタルパーマでも痛まないとアピールしているサロンもあるようですが、実際は
「酸性(弱酸性)だから痛まない」なんてことは絶対にありません。
むしろ、酸性でのパーマは、施術後にどんどんダメージが進行してしまう可能性が大ですし、さらに、酸性で髪が痛んでしまった場合、その補修、補強は不可能に近いのです。
その理由は還元剤にあるのですが、一般の方には判断する基準がありませんので、基本的には酸性、弱酸性のメニューや施術は避けたほうが無難だと思います。(個人的な見解ですが、、)
デジパやストレート施術の後に、変な薬剤臭が長く残っている場合は要注意!
髪の内部でパーマ液がまだ活動している可能性が大です。
本当に不思議なんですが、美容業界には、ある程度の周期で酸性系のパーマやストレートが流行ってはすたれる、、というサイクルを繰り返しています。
まう何年も前から酸性系は2液が効かない、、というのは定説になっているはずなのですが、その点は解決できているのか甚だ疑問ですね、、、。
365式デジタルパーマ
では、デジタルパーマやパーマで髪が痛むのはしょうがないことなのか、、、というと、そんな事はありません。
きちんと薬剤知識と経験のある美容師さんなら、ダメージを最小限にする事だってできるだろうし、NRAの365プラスシステムを活用して、アルカリコントロールを行えば、髪を必要以上に傷ませることなくパーマをかけることもそれほど難しくはありません。
実際に見てみましょう。
ビフォアはありませんが、先日365+式デジタルパーマをかけたお客様です。
カラーをしていない事や髪質もあるのですが、ほぼ髪の負担もなく、艶のあるカールが出ています。
もちろんノンブローの状態です。
髪が傷んでいる場合は、ダメージの補修補強を行ってから出ないと施術はリスクはありますが、髪を傷ませない分、カールの持ちも格段に良くなっています。
この方の場合だと、カットしなければ1年は持つでしょう。
このようにきちんと対処すれば、繰り返しのパーマでも、カットしなければいけないほど髪が傷むことはありません。
だから、ついついロングのお客様が多くなってしまうのですが(笑)
パーマをかけたい、、でも傷ませたくない、、そんな方はぜひジェンテにいらしてください!
では、本日もありがとうございます。