
「自分のクセ毛は嫌いではないけど、収まりは良くしたい」
「本当は、クセ毛を生かしたヘアースタイルにしたい」
「もう矯正ストレートはかけたくない」
そんなお客様の声もよく耳にします。
では、実際にクセを生かしたスタイルにする注意点を探っていきましょう!
クセ毛を活かすためのそぎ
クセ毛を活かすとは、クセをパーマっぽく見せる事。
他人から
「パーマスタイルいいねー」
なんて言われればベスト!
ただ、クセ毛🟰広がりでもある為、クセを活かすためにはそぎが重要な要素になるのですが、基本的に髪はそぎが多いほど、ダメージも早く進みます。
そがないに越したことはないけれど、量を減らさないと中々形にならない、、、そんなジレンマを美容師も感じています。
また、そいでしまったことでダメージが進むと、せっかくのパーマっぽいヘアスタイルも、パサついてしまい、台無しとなってしまう、、、。
なので、そぎの技術がとっても重要になってくるのです。
カラーやトリートメントで傷ませない
また、アルカリカラーやその他の施術で傷ませない事もとっても重要になります。
クセ毛はストレートの髪に比べると傷みやすいと言う特徴があります。
これは、その形状に理由があり、捻れたり、うねたりしている髪は物理的な摩擦を受けやすく、髪を守っている「キューティクル」が壊れやすくなっています。
そのため、中の栄養分が抜けてしまい、パサついてくるのです。
明るくすることに執着がなければ、酸性カラーやヘアマニキュアで染めるようにする事も、一つの手段かもしれませんね。
実際のビフォアアフター
つまり、当たり前のことではありますが、髪を傷ませないことが、クセを活かすための最短ルートです。
でも、カラーはしたい、普段のケアもそんなに丁寧には、、、なんて方には、ジェンテの365プラスカラーやHSカラーをおすすめします!
ここからは、クセを生かしたスタイルをいくつかご紹介していきましょう!
まずはこちら
5年前の初来店時の写真ですが、髪が細く、カラーも1月1回、以前のサロンでは、髪が傷むから、、とストレートはしてもらえなくて、とにかくホームケアの商品を買わされていた(?)そうです。
一時期は、ベースメイクもされていたのですが、
「思い切って短くしてクセを活かしたスタイルにする!」
と一念発起したのがおよそ半年前。
最初は根元クセ毛に毛先ストレート、、ととっても扱いにくい状態でした、、、
それを我慢していただき、前回の仕上がりがこちら
セット剤をつけていただければ、もっとまとまったスタイルになるでしょう。
この方にしか出来ないパーマっぽいスタイルです。
普段の乾かして、スタイリングをわしゃっとつけるだけなので簡単です。
ちなみに普段は365+カラーをさせていただいています。
続いて2人目
この方も5年前に初来店、ストレート履歴とカラー履歴で髪が随分傷んでしまっている、、とお困りでご来店いただきました。
その後、「ストレートをやめたい、、」とご相談いただき、このようなクセ毛を生かしたショートスタイルに。
今はマッシュウルフを目指しつつ、ちょっと長めに伸ばし途中です。
ブリーチもその後の処理をしっかり行えば、ダメージも最低限度に抑えることができます。
そして最後の方。
このかたは半年ほど前に初来店。
弱目のストレートなのか、トリートメントなのか、、、おそらく髪質改善的な施術を受けて、髪がパサつくようになってしまって、収まりがわるくて、、、、、と初来店いただきました。
元々、クセ毛を生かしてパーマっぽくスタリングしていたようで、髪の中身をしっかり作っていく事と、ダメージ的に厳しい毛先をカットしたりして、3回目のご来店がこちら
色味も質感も随分よくなった気がします。
このように、クセ毛の強さとヘアースタイル次第では、クセを活かすことも十分に可能です。
ただ、先ほどからお伝えしているように、ダメージケアは必須だし、さらにいえば、一度のカットやカラートリートメントで思うような感じを目指すのではなく、正直で、信頼できる美容師を見つけ、回数を重ねながら、理想を目指していく方が、結果的には早く綺麗になると思います。
長くなりましたが、今回はここまで。
いつもありがとうございます!