こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
美容師あるあるに載っているのではないかと思うくらい
「右(左)の髪がはねるんです」
という悩みを聞くことは実に多いんです。
美容師さんに聞いたことがある方も多いと思いますが、
多くの場合、この原因は「つむじ」「生え方」にある場合が多いんです。
つまり、つむじが右巻(左巻き)きだから、右(左)にはねてしまうのです。
それと、髪の立ち上がりが寝てしまっている事も考えられますね。
これには、シャンプーやトリートメント剤にコーティングが多く含まれているものを使用している場合
その重みで倒れてしまっている場合と、濡れたままで放置している間に、毛先の重みで根元が倒れた状態で
乾いてしまったケースなどがあります。 参考ブログ → 素髪のススメ
例えば、ブローできれいな内巻きスタイルを作るとします。
そのスタイルの根元を抑えて毛先を外に出すようにすると、きれいな外はねが出来上がります。
その辺にあったウィッグ(練習用の人形)で試してみました。
例えば、朝起きて、片方がはねている場合、毛先を濡らしてもなかなか治らないことが多いのもこの原理ですね。
こんな風にはねてしまっている場合
この場合、はねている毛先をもって、
そのはねている髪の根元を濡らす。
そして、根元を立ち上げるように乾かす事で、
割と素早く直すことができます。
(朝は皮脂で守られ、髪に水分が入りにくいので、分子量の小さい水(寝癖直しウォーターなど)のほうが浸透が早いです)
もちろん、カットの仕方や、削ぎ具合ではねやすさは断然違いますけどね、、、。
とはいえ、朝しっかりドライヤーをするのも面倒、
直しても、またすぐにはねてくる、、、という方に、毛先を丸めてはねにくくする
そんなふうにパーマをかける事も良くあります。
以前にもありましたね → すぐにサイドの髪がはねる、、そんな場合は、、
では、そんな本日の施術例
この方は、短いところから伸ばしてきているため、段もついているし
表面化から削ぎも入っているので、カット自体がまだはねやすいベースです。
それでも、少しでもはねにくくしたい、、、とのことでしたので、毛先にエアウェーブです!
表面の段の部分はあまり切らないようにして、下の紙を1~2センチほどカットしてます。
さらに、前回の矯正ストレートが少し甘い部分もあったので、一部矯正の直しもしています。
そしてアフターがこちら
これで、随分はねにくくなっているはずです。
エアウェーブで中性の薬剤を使用しているので、髪が硬くなることもなく
やわらかで大きなカールができています。
ただし、根元の立ち上がりは絶対に必要なので、乾かすときは根元をしっかり乾かしてくださいね!
基本的には乾かせばいいだけですが、自分でできないようなら遠慮なくいってください!
本日もありがとうございました!