こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
最近の若い美容師さんはパーマ(デジタルパーマ、矯正を含む)を苦手とする美容師が多い、、、
パーマをかける人数が、ひと昔前に比べると激減しています。
その分、経営的に見てトリートメントなどで賄おうとしているのだろうけど、、、
もっと、パーマの勉強したら、今の数倍は美容師楽しくなるし、
何よりお客様の要望には今以上にこたえられるようになるのにな、、、、もったいない、、、
そんな風に思ってしまう今日この頃です、、、。
その理由を考えてみると、想像ですが、美容師が薬剤に頼りすぎているのも一つの要因ではないでしょうか?
マニュアル通り、ちょっとダメージ毛だから、この薬剤付けて、●●分放置して、、、
硬くてかかりにくそうだから、●●分放置して、、、
あれ?なんか違うんですけど、、、、、、、??
そして結果的にパーマをお勧めしなくなる。(怖くなる)
そんな風にして、徐々にパーマ比率が下がってきたのではないのかな?
何を隠そう、僕自身は若かりし頃はそう思っていました(笑)
「初めてのお客様のパーマは嫌だあなぁー」って(笑)
と、いう事で、本日のテーマは美容師的パーマのこだわり!
連休明けで、暇だから記事のネタがない、、、なんてことでは、、決してありませんよ(汗)
では、本日のお客様!
僕を20歳のシャンプーボーイだったころから知ってます(笑)
まずはビフォア
ご来店時の写真ですが、白い部分を無視すればまぁまぁ形はきれいになってます。
が、つむじの分かれる部分、トップとサイドのボリュームを狙ってパーマをかけます。
ちなみに、だいたい毎月パーマとヘアマニキュアをさせてもらっています!
まずはロッドで髪をまきまき。
美容師によったらこの時にパーマ液を付ける美容師もいますが僕は水を付けながらロッドをまきます。
薬剤がついている時間はできるだけ少ないほうがいいと思っているからです。
ただ、この点についてはどちらが良いという話ではありません。
一長一短ですからね。
あ、酸性のパーマ液で前処理行っていたのを忘れてました(笑)
これを行うと、均一にウェーブがかけられるのです!
そして、パーマ液を付けてから、10分程度でかかり具合をチェックします。
僕の中での、この時のチェックの基準はロッド径の1,2倍が目安です。
チェックの段階で、そこまでかかっていないと乾かした時にはパーマはなくなってしまいます。
なので、そこに達していない場合は、薬剤を付けなおしたり、流したり、温めたりと、色々行います。
1,2倍以上にかかっていたら、、、、、やばいです。たぶんかかりすぎる(汗)
そして、チェックオッケーがこちらの写真
あくまで僕の中での1,2倍です(笑)
そしたら、今度はパーマ液の悪さをする成分をできるだけ残さないように処理します。
ただ2液(ウェーブを固定する薬剤)を付けるだけだと、確実にウェーブはすぐにだれてしまうからなんです。
正確に言うと、 ダメージが出やすくなる = パーマがだれやすい ですね
あれや、これやと薬剤処理を施して、
仕上がりがこちら
乾かしただけ。
こちらがセット剤(ヘアクリーム)を付けただけ。
計算通りのボリューム感が出ています。
ま、美容師的な自己満足といえばそれまでなんですが、、、(笑)
この方、いつも
「こんなおばあちゃんをきれいにしてくれてありがとねぇ」なんて冗談半分でおっしゃていますが
いつまででもきれいな髪をお約束しますのでご安心ください!!(笑)
本日もありがとうございました!