こんにちわ。
名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
美容業界では、およそ50年も毛髪科学に大きな変化はありませんでした。
医療の世界での日進月歩に比べると、随分違いがあるものです。
やはり、命に関わらない事と、お金になりにくい仕組みからだからでしょうか、、よくわからないけど、、
とにかく、50年も昔から
髪は死滅細胞だから、再生も修復もしない
この事が、不動の定説なんです。
だから、各メーカーは、コーティングによる擬似キューティクルで、髪を元に戻ったように見せようとしてきた。
もしくは、一瞬でもツヤやかに見せる方法として、やむなく髪をコーティングする方法を採用してきた。
ところが、そこにはとんだ落とし穴が、、
サロンでトリートメントしたって、髪が良くなるわけではないですよ‼️
では、傷んだ髪はどうしようもないのか、、、
現在、「髪質改善」とネットで検索をかけると、様々な物がヒットします。
それぞれをカテゴリーで分けて見ると、次の5つに大別されます。
●髪に◯◯成分を入れる【結合型】
●アルキルカチオンコンプレックスなどによる【コーティング型】
●ヘッドスパ、ヘアーエステなどの【頭皮マッサージ型】
●カラーやパーマなどの薬剤に混ぜて行う【薬剤混入型】
●ヘナにより髪密度をあげる【髪密度アップ型】
これらが複合的に作用するような物も存在します!
では、それぞれメリット、デメリットについて考えてみましょう!
【結合型】
髪のタンパク質に結合して、同じ成分になる???
細胞には、全てに置いて異物を排除する拒絶反応があります。
そんなに簡単に細胞の中に影響を与える事ができるなら、内臓移植や、毛根移植など、もっと簡単になってるはずですけどね、、、。
虫歯で歯を削って、詰め物をしたって、今はまだ結合なんかしない。
つまり、髪になんからの成分が結合するなんて物は、今のところは存在しない。
サラサラ、ツヤツヤになったとしても、いずれは髪から出て行ってしまう成分なので、それほど持たないはずです。
【コーティング型】
基本は現在のサロントリートメントと同じ感覚方。
ただ、コーティングが疎水化(水を弾く)されている為、物凄くツヤ感や、ツルツル感が持ちます。
非常に強力なコーティングなため、施術した部分には、カラーやパーマが効きにくく、かからなかったり、明るくならない、色味が入りにくいなどの影響が起きやすいです。
一説によると、あまりに強力なコーティングは髪の中の結合水(髪に絶対的に必要な水分)が減ってしまうことで、後々のダメージに大きく影響するとも言われています。
【頭皮マッサージ型】
マッサージにより、頭皮の血流を改善して、今後出てくる髪を健康な状態にしていくもの。
複合的に、何らかの成分をいれて今の髪をサラサラにしていく物も多いです。
デメリットは、毛穴の中の過酸化皮質までは取りきれないため、血流だけでどれほど毛穴のキレイが保てるかは微妙
また、もし、出てきた髪が綺麗だとしても、髪は1年で12〜15センチしかのびないので、髪の変化を実感するには長〜い年月が必要
【薬剤混入型】
そもそも、髪をアルカリに傾けている以上、髪が良くなるなんて不可能!
物によっては、さらなるダメージにつながりかねない。
おそらく、せいぜい、数日間、手触りがよくなる程度
【髪密度アップ型】
毛髪内部の穴を、ヘナの含有成分で埋めていくもの。
コーティングしないで穴だけ埋めるため、ツルツルした感じは出にくいが、髪のハリ、こし、しなやかさは出やすい。
ヘナは、茎や葉脈には、髪に吸着する成分がないので、ヘナ自体の精査が重要。
きちんと知識のある人が判断をしないで行うと、ただガシガシになる。
ただ、ヘナで髪質改善をしている美容師には、結構きちんとした知識を持っている方が多い。
割と安心して任せられると思いますよ(個人的に)
こんなところですね。
何が良い!とか、何が悪い!ではなく、きちんと、需要と供給が合致するのが重要だとおもいますよ。
髪質や髪の状態、普段のヘアケアや、髪に対する情報などで、それぞれに最適なものはかわります!
ちゃんとした情報や知識を持った美容師さんに、きちんとした診断してもらう事が重要になります!
あっ!ウチのヘアーホスピ忘れてました(笑)
きになる方はこちら
最大のデメリットは、施術の時間が長い‼️
そして、なにより怪しげ(笑)
髪は治らないって言ってるのに、、しかも、ミトコンドリアをどうとかって、、(笑)
普通に聞いたら怪しい以外の何物でもない(笑)