こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
美容室によっては、「髪質改善ストレート」なんてメニューもあるようですが、
実際にやっていることは、どこも大した違いはありません、、、。
ただ、施術する美容師さんの知識や経験、優先順位などで仕上がりが変わるのは間違いありません。
ま、これは、縮毛矯正に限らず、パーマでもカラーでも、カットでも同じですけどね、、、。
今回は、半年ほど担当させて頂いて、悲劇のビビリ毛から復活したこの方!
何度か、このブログに登場いただいています。
ビビリ毛からの改善!
元々のご来店時は
この状態から4か月ほど、大体月に1回程度来店いただき、
ヘアーホスピやヘナトリートメントをしながら半年、、
元々はかなりの被膜髪だったのが、今ではきれいな素髪に変身しています。
写真でも、髪の柔らかさに断然の違いがあるのが伝わりますかね、、、。
前回矯正をしてから4か月ほどたち、今回は、根元のクセを伸ばしたい、、とのことでご来店!
毛先の為にと、ヘナトリートメントも行います。
4時間くらいかかりますけどね (笑)
髪が傷んでしまっていた一番の原因は??
写真では「そんなにクセ強くないんじゃないの?」なんて見えるかもしれません。
でも、この方、結構な強者の髪なんです(笑)
まずは、来店時の写真
こう見ると、大したクセでないように見えるかもしれませんが、
実は、この方は強めの捻転毛(ジリジリしたクセ)があるのです。
その為、シャンプーしてみると、、、
結構なクセ具合ですね(笑)
雨が降ると、うねりというより、モワッと膨らんできてしまう髪質です。
今までも、ずーっと縮毛矯正をしていたそうですが、
美容師さんが、この強いクセを完璧に伸ばそうとするから、髪は当初のようなハイダメージ毛になってしまっていたんです。
つまり、この縮毛矯正のダメージを少なくしないと、どれだけ髪が良くなったとしても
また同じ繰り返しになってしまいます。
参考記事 → 髪は対処療法だけでは、結局同じ繰り返し!
弱い薬剤の方がくせ毛はキレイに伸びる!?
せっかくきれいになってきたので、今後のダメージもできるだけ抑えたい、、、。
なので、今回は、薬剤を優しめの選択をしています。
かといって、単純に薬剤を優しくしただけでは、クセが伸ばせずに終わってしまいます。
そこはアイロン技術でカバーして、髪の負担を極限まで抑えて施術します。
よく「優しい薬で行うので安心ですよ」なんてセリフを美容師さんから聞いたことがあるかたも多いでしょう。
この「優しい薬」が実はかなりの曲者です。
ちょっと専門的ですが、薬剤の強さを示す値として
①ペーハー ②還元剤の種類と濃度 ③アルカリ度 という値があります。
一般的な「優しい薬剤」はこの中の②が弱くできているものが多いんです。
すると、「優しい薬」だけど、その割には髪が傷むし、パーマもかからない(クセも伸びない)なんてことになってしまいます。
今回の「優しい薬」は①を優しくしてあります。
それにより、髪の大切な鎧「キューティクル」をできるだけ傷つけずに済むのです!
「キューティクル」にアルカリは天敵ですからね!(笑)
さらに、アイロン時に一工夫することで、薬剤は弱いのに、クセはしっかり伸ばすことができるんです。
「髪質改善ストレート」なんて一言で言っても、使用する薬剤の特徴によって様々なんです。
そんなメニューの名前より、美容師さんがその特性をしっかり理解しているかどうか、、の方が100倍は重要なんですね。
では、矯正ストレート後の写真がコチラ
さらにヘナトリートメントで髪密度アップ!
毛先のパサつきも、まだまだ気になるので、今回はヘナトリートメントも行っています。
たしか、以前も記事にさせて頂いていたはず → ヘナのトリートメントとしての実力!②
やはり、ヘナはトリートメントとしては優秀ですね、、。
デメリットも多いですけどね(笑)
最後に、ぶわーっと乾かし、毛先だけ大きめのアイロンで軽ーくワンカール!
過去半年間の中では、一番のきれいな仕上がり具合ですね!
2人で「きれーい」なんて盛り上がてしまいました、、(笑)
ではでは、今後も髪を大事にしてくださいね!
といっても、特に余分なものは何もつけないのが大切なんですけどね、、(笑)
コチラもヘアーホスピを行った後の矯正ストレート → 矯正ストレート!髪質改善を行う前と行った後の違い!