ここ数年で美容業界の「髪質改善メニュー」なるものは格段に増え、どこのサロンでも、何らかの髪質改善メニューなるものがある時代になってきました。
業界内で流行っているていうのも一つの理由ですけどね。
ただ、残念なことに、そのほとんどが「レブリン酸」や「グリオキシル酸」を使用した、ただの酸熱ケア、、、、。
酸熱ケアについては、それはそれで効果もあるのですが、欲をかいてそれでクセも伸ばそう、、なんて事を考えると、当然、髪のダメージになるし、そもそも、カラーやパーマ、ストレートのダメージを何とかしないと、いつまでたっても「今まで以上に髪がきれいに、、」なんて事にはなりません!
髪をキレイにするうえで、根本的な事がわかっていない美容師が多いんですよね、、、。
良かれと思っていた「ヘアエステ」が実は髪が広がる原因だった!
やはり、美容師の髪や薬剤に対する知識が薬剤に追い付いていないのが一番の問題なんでしょう。
そういった意味で、薬剤の本当のところ、髪の知識、を教えてくれるNRAは、僕らにとってはありがたい存在です。
前置きが長くなりましたが、今回は365プラスカラーに関する記事です。
最初は美容師でも半信半疑だった!
僕個人も、初めて365システムを導入したときは、かなり懐疑的でした。((笑)
スタッフは多分
「またオーナー、何だか怪しげな物仕入れてきたよ、、」
なんて思っていたかもしれませんね(笑)
だって、「カラーで傷ませないのは当たり前、、、テーマはどれだけ髪を良くできるか」
なんて、普通はどんな美容師だって怪しむのが当たり前ですからね(笑)
ところが、365システムで使用するそれぞれの薬剤の意味であったり、理論を効けば聞くほど、「なるほど」と思え、その中でも衝撃的だったのが
「色素は髪を良くするうえでは非常に有効」
という事実。
たしかに、カラー直後の髪ってきれいに見えますからね!
しかも、「色素」って髪の中に最も長ーく残り続けるんです。
だから、色素に絡ませて、しかも抜けにくいように処置をすれば、必然的に良い状態が長く保てる、、って事なんです。
実際に、アルカリカラーでも、酸性カラー(マニキュア)でもグレイリタッチばかりを永遠と繰り返しても、色味が薄くなる事はあっても、白髪に戻ってしまった、、なんてことはありません。
なのに、トリートメントで入れた成分は、ほんの数日しか持たない、、、。
冷静に考えると、めちゃくちゃ不思議な事ですよね、、、。
カラーで髪が修復できる?!
そのあたりもNRAでしっかり勉強していくと、なるほどな―なんて思う事ばかり、、、。
逆に言えば、普通のアルカリカラーでも、毛先までカラーした後に、美容師さんに鏡をみさられて
「ほら、こんなにキレイになりました!」
なんて、いたって当たり前の事なんです。
いつも言いますが、問題は施術した「その時」ではなく「その後」ですからね。
だからこそ、365プラスカラーでは、1回のカラーでも10種類程度は処理剤を使用して、その後の状態が悪くならないように処置しているのです。
まぁ、処理剤沢山使えば良いってことでもないんですけど、、、
また、手間という点でいえば、365システムは通常の施術以上の手間がかかります。
それを面倒ととるか、プロフェッショナルな仕事ととらえるかはそれぞれですが、僕らはNRAに
「三ツ星レストランは仕込みから調理まで、徹底的にこだわって作る。美容師として、インスタントではなく、三ツ星の仕事をしましょう」
と何度も教えられるので、それが「手間」だとはあまり感じないですけどね、、。
話がずれてしまいましたが、このように、365システムでは、カラーを使用した髪質改善メニューが多くあるのはこのためなんです!
髪が傷むのが当たり前と思っていたカラーが、365システムでは、痛まないどころか、髪を補修してしまう、、、。
まだ体験してない方には、是非お勧めです!