ひと昔前、美容室は「パーマ屋」と呼ばれていた時期があります。
僕がアシスタント時代、、、もう20年も前ですが(笑)
パーマ全盛期、ソバージュなどが流行していた時代。
それより以前も、聖子ちゃんカットなどの流行と共に、パーマが全盛だったそうです。
当時のパーマは、ブローありきのパーマで、かなりしっかりかけていたし
薬剤や毛髪科学の点から考えても、ダメージも相当大きかったんでしょうね。(想像)
今でも「パーマは髪も傷むし、結局手入れも大変そうだから、なくてもいいかなぁ」なんて思っている方も多いのでしょう。
ただ、個人的には、日本人の髪にパーマはあったほうが絶対に良い!
ダメージが少なく、乾かしただけで形になるなら、普段のスタイリングが楽になるはずなんです。
今回はそんなお客様をご紹介
まずはビフォア。カット後の写真です。
この方は、以前はカラーをしていたのですが、髪質のせいなのか(ちょっと捻転毛もあるくせ毛)
カラーによって髪のダメージがひどくなる、、
すると、毛先がパサついたり、髪が硬くなって、はねてしまったり、おさまりが悪くなったり、、、
で、ここ数年カラーはせずに、髪をきれいにすることに専念してもらっています。
毛先には、まだダメージが見えますが、随分と髪はキレイになりつつあります。
元々の写真がないのが残念ですが、、、。
それと、この方、尋常ではないくらいの髪の量なので、毛先のパサつきは、
多めに髪を減らしているのも影響しています。(やむにやまれず減らしてます、、)
カウンセリング時にはパーマをかけるかどうか悩んでいたのですが、
毛先をちょっと丸めるだけでも、スタイルの印象は自分と違います。
普段アイロンなどで必ず巻くなら良いのですが、それでも天候次第ではスタイルの持ちも悪かったりします。
特にこれからの時期はね、、、。
なので、、、
「長く持ち、ダメージも少なく、乾かすだけで、なんとなく巻いたような仕上がりにする」ようにしますので、、
とのお約束で、パーマをお勧めさせて頂きました。
今回は乾かして、毛先にワンカールくらいを狙っていきます。
乾かすだけで、、、
美容室でパーマと一言でいっても、色々と種類がありますが、ジェンテでは大きく分けて3種類。
普通のパーマ デジタルパーマ エアウェーブ の3つです。
その違いはコチラ → 普通のパーマとエアウェーブやデジタルパーマでは何が違うのか?!
それぞれに、メリットデメリットがありますが、今回はエアーウェーブを選択しています。
そして2時間後、、、乾かしただけの仕上がりがコチラです。
髪に全く何もつけていない状態ですので、ややパサつきが気になりますが、
ゆるーいワックスでもつければ、気にならなくなるくらいにはなるでしょう。
髪の弾力や柔らかさはバツグンに保っているので、おそらく普段も楽になるでしょう!
あ、ワックスだけは必須です(笑)
比べてみると、、、、やっぱりパーマをかけて良かったですね!
ここ最近のエアーウェーブの記事はこちら ⇩