こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー衛藤です。
髪が細くてボリュームがない、、、
そんな方の中には、パーマをかけたいけど、かけると髪のダメージですぐにガシガシになってしまう。
そんな方もいらっしゃいます。
今回はそんな、軟毛の方のパーマをご紹介!
細い髪にパーマがかからなかったり、持ちが悪くなる理由!
パーマがかからない髪のパターンにはいくつかあります。
⇒ 参考記事 髪が細くて直毛で、パーマがかからない、、そんな髪の悩みを解決!!
前回の記事はキューティクルがしっかりしている方でした。
今回の方は、もともと髪にたんぱく質が少ない方。
一番の違いがわかるのは髪のハリコシの少さです。
そんな方に多いのは、「以前はサラサラ、ツヤツヤで人もうらやむようなツヤ髪だってけど
年齢や繰り返しのカラーやパーマで、いつしか髪にコシがなくなってしまった、、、」
そんなパターン
元々たんぱく質が少ない上に、加齢やダメージでさらにたんぱく質が流出
そんな髪に普通にパーマをかけても、ガシガシに傷むばかりで
普通に乾かすとせっかくかけたパーマもほとんどなくなってしまうのです。
だから、こういった髪質の方の場合、正確に言うと
「パーマがかからない」ではなく「かかったパーマが出にくい」というのが正しいでしょう。
髪を濡らしてみてカールやウェーブが出るようであれば「パーマはかかっている」のです。
ただし、キューティクルも薄いため、髪の中のたんぱく質が流出し、持ちが悪くなる場合も多くあります。
ビフォア
まずはビフォア写真
写真ではわかりにくいかもしれませんが、細くてきれいな髪なんですが、非常に傷みやすい髪です。
もう10年ほど担当させて頂いていますが、いつも毛先はガシガシしていました。
(ここ最近はヘアーホスピとエアウェーブで随分改善されています)
こういった髪質でありがちなのが
通常のパーマではアルカリが強すぎて、薄いキューティクルがすぐに破壊されてしまう。
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キューティクルが破壊されるとパーマも持ちが悪くなる
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さらに強くパーマをかければと勘違いし、強くかけたがる
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髪の状態がさらに悪化する
という破滅のループ。
20年も前は、こんな感じで毛先がチリチリになってる方も多かったですね(笑)
こういった髪質はどうしたらキレイにパーマがかかるのか?
この方の場合は、基本的にホットカーラーで必ず巻くので
パーマによるダメージを少なくしてあげれば、持ちも良くなります。
という事で、エアウェーブを使用し中性の薬剤(水道水と同じくらいのペーハー)でパーマをかけます。
(画像は違う方ですのであしからず)
エアウェーブを使用し、乾燥の力でパーマをかけることで、中性の薬剤でもパーマがかかるのです。
乾燥の力でパーマをかけた結果
少し丁寧にウェーブを崩さないように乾かすとこれくらいのウェーブが出ます。
そしてか軽くまいてみると、、、
こんな風に、きれいなカールを長持ちさせり事ができます。
ちょっとほっとカーラーで軽く巻くだけでこれくらいのツヤが出ます。
見て分かる通り、ダメージはかなり少なく、さらに、パーマの持ちも良くなっています。
1月後の写真がコチラ
多少パーマの時間はかかりますが、細くて傷みやすい髪には最適でしょう!