誰が何と言おうと、どんな良い商材を使おうとも、アルカリカラーは髪を傷めます。
しかも、白髪染めなどで頻繁にカラーをする方は、ダメージも倍のスピードで傷んでいきます。
ただ、髪を明るくできるのもアルカリカラーだけ。
髪質や髪の状態を見極めながら、担当する美容師さんと相談していくのが大切です。
一般の方の中には
白髪染め = アルカリカラー
しかないと思っている方もいるようです。
髪のダメージを優先するのであれば、ヘアーマニキュアや香草カラーなんかも選択肢にあってよいでしょう。
アルカリカラーより傷まないヘナカラー(ジアミン入り)
今回ご紹介するのは、半年前からジアミン入りのヘナカラーに変更したお客様。
(ジアミン入りのヘナカラーはケミカルヘナなどと呼ばれている事もあります)
パーマが非常にかかりにくいけど、髪質的にはめちゃくちゃキレイ。
けれど、3年ほど前から白いのがチラホラ見え始め、はじめは暗めのアルカリカラーで施術していました。
ただ、パーマも併用してかけていく上に、元々かかりにくい髪なので、カラーとパーマの併用では
どうしても髪に負担がかかってしまう、、、。
しかも、この方、2~3週間ごとにカラーをされますからね、、。
と、いう事で、半年ほど前に、まずはアルカリカラーをやめて、ヘナカラーに変更
特にこの方は、明るくするつもりがない方なので、明るさ的には問題ありません。
1年経過した結果、、、
あれから1年後の現在の髪がコチラ
よく見ると、髪が3段階に分かれているのがわかります。
根元~20センチくらいのヘナカラー
髪にツヤもしっかりあって、何より、触った時の柔らかさが違う、、まぎれもなく美髪です(笑)
中間部分
見た目は意外とキレイに見えますが、よく見るとツヤの出方が違うのがわかると思います。
触った感じも、やや硬さを感じる髪になっています。
毛先
以前のカラーと、パーマによるダメージで枝毛も多いです。
濡らすと結構な引っ掛かりが出ます。
今後は、このままヘナカラーを続けていき、そこそこ長さが出てきたら
傷んだ部分はカット、その後、エアウェーブでパーマをかければ
以前ほどのダメージにならずに、パーマもかけることが可能です。
ダメージの原因を取りのぞき、髪のダメージを改善していく!
時間はかかりますが、これも髪質改善の一つのパターンでしょう!