割と需要はあるけど、過度のダメージやパサつき、びびり毛など、トラブルになりやすいストデジ。
過去には何人ものびびり毛を修正してきました。
「どんなに髪が痛んでいても綺麗にかけられます!」なんて胡散臭いことは言わないですが
きちんとした薬剤知識、技術をもつことで、その仕上がりには格段の差が出ます!
ストデジとは
根元に矯正ストレートをかけ、毛先はデジタルパーマでカールを作るメニュー。
矯正ストレートだけでも、高アルカリの薬剤を使用することが多いうえ、傷んでいる毛先にも薬剤と熱によるパーマをかけるため、非常に髪のトラブルになりやすいメニュー。
上手く仕上がれば、乾かしただけで、艶のあるストレートに毛先は巻いたようなカールが出せる優れもの。
ただし、髪に過度のダメージがある場合や、薬剤、技術などでも、仕上がりに大きな違いが出るため、トラブルも多いのです。
いくつかストデジ関連の記事も書いています
「以前にデジタルパーマを定期的にかけていたらひどいダメージになった、、」
というの方も多いですが、これも同じ理由によるものですね。
髪は無制限に何でもできるわけではないですからね!
過去にはこんな記事も書いています。 ➡ 髪は有限‼️
矯正ストレートの薬剤、施術方法でこんなにも違うストデジ!
もうずいぶん前から、「髪をいかに痛ませないで施術できるのか?」という事を追及してきました。
「髪に良い」と聞くと、まずは取り寄せて使ってみる、、、。
そんな事を繰り返している中で、サロンでの施術方法や使用薬剤も変わり、
ついに「完成形」ともいえる程の方法にたどり着いています。
では、実際の結果としてどれほど違うのか見てみましょう!
まずは、1年と3か月前にストデジをかけた写真です
捻転毛(1本1本がジリジリしたクセ毛)でもあるので、恐らく高アルカリの薬剤で矯正を繰り返してきたのでしょう。
毛先は見た目以上に、ダメージがあり、引っ掛かります。
この時は「髪を痛ませないように」リタッチで10センチほど矯正ストレートをかけ、
毛先だけデジタルパーマをかけています。
ダメージを補修しているわけではないので、当時はこれが精いっぱいでしたね、、、。
その後、「髪質改善」の施術を何度か繰り返しています。
もちろん、何度か365カラーも行っています。
そして、365シリーズを駆使して、今回のストデジ。
残念ながらビフォアは取り忘れてしまっていますが、アフターがこちら
写真で質感が伝わらないのが残念ですが、非常に柔らかい仕上がりです。
アップにしても
もちろん、乾かしただけの状態です。
美容師が仕上げしてキレイに仕上がるのはあたりまえですから、基本的に仕上げはしないで写真を撮っています。
毛先のカールもこんな感じでキレイに出ています。
とても矯正毛とは思えないほどの柔らかさです。
くるくると回して乾かせば、この程度のカールは簡単に再現できます。
では、依然と比べてみましょう!
同じ方とは思えないくらいの違いが出ていますね。
なぜこんな違いが出るのか?
365シリーズは、簡単に言うと、カラーやパーマと同時に髪の中で薬剤を結合させて
その場で補填することで、髪を痛ませないようにしています。
だから、「傷まないのは当たり前、あとはどれだけ補修できるか、、、」という事になります。
さらに、通常髪の中に残るはずの残留物質やアルカリも、全て除去することで
その質感が長く続く様になっています。
もちろん、この方の場合は、当初のダメージが1年かけて随分良くなってきたことも大きな要因ですが、、
「カラーで髪が痛むのが嫌」「矯正を続けるとパサパサになってしまう」
そんな悩みをお持ちの方には是非とも体験して頂きたい施術です。
全国的に見ても、それほど多くの美容室が取り扱っているわけではありませんが
お近くの365取り扱いサロンをお探しの方は、こちらにお問合せ下さい ➡ 髪と地肌の研究所
参考記事 ↓