未だに世の中はコロナウィルスが猛威を振るっています。
ジェンテも、今までの忙しさに比べると、客足が遠のいているように感じます。
こんな時期ですので、「できるだけ外出は避ける」こともやむを得ないでしょう。
とはいえ、空いた時間をぼーっと過ごしてももったいないので、この機会にブログの更新を行っていこうと思っています!
今回ご紹介する方は、ネットで髪の悩みを改善してくれそうなサロンを探し来店したは良いけど、結局何もせずに帰られた、、、という経験のある方!
「今のダメージではどうしようもない、、、」
まずは、ご来店時のビフォアの写真。
この方、実はジェンテにご来店頂く数日前に、「髪質改善」でよく広告などで目にする、名古屋のあるサロンに行かれたそうです。
見てお分かりのように、クセは強く、その割に髪は細目で、さらに毛先にはブリーチでハイダメージ、、というかなり難しい状況です。
ご本人の希望としては、「とにかく収まるようにしてほしい、、」という事でした。
そして、そのサロンでカウンセリングしてもらった結果、
「今のダメージではできる事がない、、」といわれてしまい、とても悲しい思いをして帰られたそうです。
この状態の毛先に通常のストレートパーマを施すというのは「正気の沙汰とは思えない」ので、ある意味では、このサロンの対応は正解なのかもしれません。
けれど、本気で「何とかしたい」と悩んでいる方に対して、「できません」の一言で片づけてしまうのはあまりにもさみしいのでは、、ともおもいます。
かと言って、「全然大丈夫ですよ!」と言ってやらかしてしまう美容師もいるので、その判断は難しいですね。
美容師はただ髪を切ったり、形や色を変えたりするのが仕事ではなく、「お客様の気持ちに寄り添う事」が最大の仕事だと思うので、もう少し、やり方、伝え方はあったのではないかと思えてしまいますね。
結局、傷んでいる部分は切っても構わない、、とのことだったので、今回はベースメイク&カット。
とは言え、今後は伸ばしていきたい、、と想いもあり、ブリーチ部分を全てカットするわけには行かず、ギリギリまで切らせていただきました。
その後、カラーで髪を補修しながら、部分的なベースメイクもしながらで、現在はこんな感じ
毛先のダメージは残りますが、「おさまり」という意味では完璧かと思います。
ご本人も「今のところ困ることはありません」と喜んでいただいているようなので、美容師として嬉しい限りですね!
このように、一般的な美容室では断られてしまうようなケースでもNRAに所属している美容師であれば、できることは少ないはずですので、髪で悩んでいる方は是非ご相談ください!
ベースメイク後の動画もアップしていますので是非一度ごらんください!(produced by WAKA)