コロナ対応でバタバタしているうちに、気づけば夏がすぐそこまで来ています。
今年も暑くなりそうな予感がしますね。
湿度が増してくると、クセ毛のかたにとっては1年で最もつらい時期になってきます。
せっかくきれいにスタイリングしたのに、雨や湿度で髪がモワモワして落ち着かない、、、
そんなストレスを少しでも少なくするよう、ジェンテでは様々なメニューを用意しています。
今回ご紹介するのは、ベースメイク&カラーのお客様。
ただ、ロングでクセも伸ばしてきれいに、、というパターンではなく、クセを生かしつつ、艶を出す、、という、技術的にはちょっと難しいパターンです。
Contents
クセを伸ばしたいわけではないけど、モワモワするのは何とかしたい
クセ毛の方で、意外と要望があるのは、こういた
「クセを伸ばしたいわけではないけど、広がりは押さえたい。」
というパターン。
特にショートスタイルだと、根元がすぐに気になるし、髪の長さがない分、数か月もすると、落ち着きも悪くなってしまいますからね。
では、まずはビフォーアの状態
半年ほど前にもベースメイクを行っています。
この状態でも、ワックスをしっかりつければ、ある程度スタイリングはできるのですが
「毎日仕上がりが違う」とか「雨の日はびっくりするほど膨らむ」
「毎日フロント周りにストレートアイロンを入れるのが面倒だし。ダメージも心配、、、」
という事で、フロント周りは、しっかり目に薬剤を効かしストレートにすることに、、。
それだけでは、後ろの質感が合わない(後ろだけパサパサ)になってしまうので、後ろの部分には軽い薬剤を効かせ、クセを若干残して艶髪パーマ風に仕上げます。
艶が出ないのは光が乱反射してしまうため
今までに何回かブログで触れていますが、ここで一旦、髪のツヤについて考えていきましょう!
サロンでも「髪の艶が欲しい」というご相談を受けることがままあります。
では、「艶がない」原因は何か、、というと、これには2つの原因が考えられます。
1つは「髪のダメージ」
厳密にいうと、髪を守っているキューティクルが荒れてしまう事で、光を乱反射してしまうのです。
そして、もう一つは「クセ」
クセ毛というのは、そもそも、ねじれて生えてくるので、ダメージがなくてもキューティクルがデコボコしています。
そのため、先ほどと同様に光を乱反射してしまい、ツヤが出ない、、という事ですね
だからと言って、アウトバストリートメントなどのバリバリのコーティング剤を使用すると、結果的に髪は傷んでしまうので注意しましょう!
場所によって薬剤のパワーを変える!
では話をもとに戻しましょう。
ベースメイク&パーマという手段もあるのですが、ダメージを考えるなら、この方法の方がより髪の負担は少ないであろうと判断しました。
そして、カラーリタッチも終えた施術後の写真がこちら
もちろん、ドライヤーでワーッと乾かしただけの状態です。
毛先のワシャワシャ感もなく、きれいなカールができていますね!
イヤー良かった、、、、
正直、こういったイレギュラーな施術というのは、最後流してみるまでは油断できないですから、、。
知らない人が見たら「パーマかけてるの?」って言われる感じです。
これで、また半年、少しでも楽に過ごせていただけたら嬉しいなー
では、本日もありがとうございました!