こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
このブログでは、「髪を良い状態にする事」「ダメージを軽減する方法」を書いているのですが、
実は、僕は、、、、
ブロースタイルが超苦手なんです(笑)
僕が美容師になりたての時は、パーマ全盛期の終わりくらいかな、、、
豆ロッドというかなり小さいロッドを短ーい髪に巻くスタイルがとても多かった
当時のお客様の層や年代もあったかもしれません。
この画像の白いほうが豆ロッド
こんな小さなロッドを、当時の美容師はめちゃくちゃ早く巻くんです。
まさに職人技でした(笑)
そうしてかけたパーマを、ロールブラシで大きく伸ばすんです。
こんなブラシですね、、、
その当時から、僕はきれいにカールを付けるのが苦手で
「こんなの自分じゃできないでしょう」と思いながら、それでも一生懸命ブローしてました。(笑)
その当時は、シャンプーブローだけに1週間に何度もご来店頂く方も多く、
自分でブローもセットもしないから、いかにブロースタイルを持たすのか、、がテーマだったんですね。
その為に、パーマをしっかりかけて、ブローでしっかり伸ばす!
こんな感じの仕上げが多かった。
もう少し、時代的には前ですが、世にいう「聖子ちゃんカット」もその一つですかね
そして、時代は変わり、自分でロールブラシを使う方も減り、自分でかわかしただけでも
かたちが決まる「再現性」が問われる時代になってきたんです。
それと同時に、それまでのホットカーラー仕上げから、コテ仕上げに変わってきたのもこの時代ですかね。
昔から、ブロー仕上げに疑問があって、(苦手なだけかも)いまだにサロンワークでは
できるだけ、ブローや仕上げに手をかけない事にこだわりを持っているのです。
このスタイルも
こちらのスタイルも
そして
昨日の記事のこれも
さらに
全て乾かして、軽くワックスつけただけ。
日々、ブローしないから、どんどんブローが下手になっていくんです(笑)
かといって、コテも得意なわけではないんです。
だから、くせ毛だって
ロングだって
いかに乾かすだけで、楽にスタイリングできるかを常に考えながら仕事してるんです。(笑)
そのためには、矯正ストレートも必要だし、パーマ(特にエアウェーブ)も必要なんですね。
まるで雑誌のモデルさんみたいに、手をかけてスタイリングするのも一つの技術なので
非常に価値があるとは思うのですが、個人的には、やっぱり美容師の手の届かない普段が一番きれいでいてほしいし
その普段のスタイリングで誰かに褒められてもらいたい。
そう思いながら、今も仕事をしています。