こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
雨が降るとくせ毛が急にまとまらなくなって、気分が憂鬱、、、
こんな気分になるくらいなら、ストレートパーマでもかけようかな、、、
でも、縮毛矯正は髪がひどく傷むって聞くし、、、、
ストレートパーマならそれほど傷まないかな、、、
そんな感じで、ストレートパーマを選択する方もいるのではないでしょうか??
でも、待ってください!
クセ毛のおさまりを良くしたいなら、ストレートパーマはしないほうが良い!!!
その理由とは??
ストレートパーマってそもそも何?? 矯正とストレートの違い
そもそも、ストレートパーマと縮毛矯正(矯正ストレート)はどう違うんでしょう?
もともと、ストレートパーマは縮毛矯正がなかった時代に良く使用していました。
参考記事 ⇒ 縮毛矯正は髪のダメージはあるけど、それほど怖いものでもない!
作業工程の違いとしては、薬剤を流したのちに、アイロンをするかどうか、、、だけ
使用している薬剤も、髪質によって使い分けるため、
縮毛矯正だからといって特別に強い薬剤を使用しているわけではありません。
最近では、トリートメント成分配合でストレートパーマより優しい薬剤という触れ込みで、
くせ毛をほんのりゆるくするような薬剤もありますが
結果的に見ると、ペーハーは高いため、単純に「弱い薬」ではありません。
カラーを頻繁にされる方などにはかえって危険な場合もありますので注意してください!
「ストレートパーマの方が安全で矯正ストレートが危険」は思い込み
一般的に、髪のダメージとしてみると
ストレートパーマ < 縮毛矯正(矯正ストレート)
と思われている方が多いですが、薬剤から見ても、結果から考えてもそんなことはありません。
むしろ、今の時代にクセ毛を伸ばすために、ストレートパーマを勧める美容師はいないのではないでしょうか?
ストレートパーマの場合、アイロン工程がない分(アイロンパワーがない分)、
薬剤パワーのみでクセを伸ばそうとするため、高アルカリ高還元の薬剤を使用することが多い。
その為、結果的には、「クセが伸びていないけど、ダメージは大きい」
といった本末転倒な事にもなりかねません。
この方もアイロンなしのストレートパーマで大変な事になってました。
参考記事 ⇒ ストレートパーマの失敗はこうして改善する!(名古屋千種区 ジェンテ)
それぞれのメリット・デメリットについて
とはいえ、ストレートパーマが使えないメニューと言うわけではありません。
では、上記の内容を踏まえたうえで、それぞれの特徴をまとめてみましょう。
ストレートパーマ
★施術時間がかからない(カットなしでなら1時間くらい)
最も時間が必要なアイロン工程がない分、施術時間は短くなります。
★価格が安い
美容師の価格は基本的に、高速時間に比例する。
その為、当然価格もお手頃になります。
★徐々にクセが戻りやすい
高熱アイロンを使用しないため、通常のパーマ同様、徐々にクセが戻る場合があります。
★強いクセは伸びない
薬剤パワーだけで強いクセを伸ばすのは不可能。
無理にクセを伸ばそうとすれば当然髪は傷みます。
傾向として、パーマ落としには向いているが、クセを伸ばすには無理があります。
縮毛矯正(矯正ストレート)
★時間がかかる(カットナシで2~3時間)
★価格が高い
★一度しっかり伸ばしたらクセは戻りにくい
伸ばす程度、薬剤の強さ、普段のヘアケアにより多少の違いがあります。
★強いくせでも伸ばすことができる
傾向としては、クセ毛を伸ばすのであれば、その強さにかかわらず
縮毛矯正の方がきれいに仕上がります。
(縮毛矯正とはいえ、縮毛(強いクセ)の髪だけが対象ではありません。
ですから僕は個人的に縮毛矯正という言葉は使わずに矯正ストレートと呼びます)
毛先に動きがほしければ、デジタルパーマやエアウェーブなども可能ですからね
まとめ
もし、くせ毛の髪でお悩みなら縮毛矯正(矯正ストレート)
パーマを落としたいのであれば、ストレートパーマをするのが正解です。
ただし、どちらのメニューも、担当する美容師によって、技術的な違いは出てしまいます。
ですから、いつも言うように美容師選びが重要であるのは変わりません。
髪のダメージをトリートメントで修復する前に知っておきたい大切な事
髪に無駄なダメージを与えると、後々困ったことになりますのでご注意を!
何かお困りのことがあればお問合せ下さい!