矯正ストレートは、薬剤のアルカリと還元剤の薬剤パワーと、
アイロン時の水抜き具合で決まる物理パワーとのバランスで
クセが伸びるかどうか決まります。
クセが強ければ、その分トータルのパワーも必要だし
クセが弱ければ、それほどのパワーは必要ありません。
薬剤パワーと物理パワーをどのバランスで、使用するかで、
くせの伸び具合や髪にかかる負担も変わってくるのです。
美容師は「髪のプロ」なんだから、見て触って、その髪に必要なバランスを1発で見つけ出す事が必要。
けれど、初回で完全に見抜くのは至難の業。
2回、3回行うことで、その髪にあったパワーを見抜けるようになる事も多いです。
本日のお客様
前回4~5か月前に初めて矯正ストレートでご来店、
髪は細めで素g割としかり下髪質。
ただ、以前のカラーで毛先はそこそこのダメージでした。
前回の結果は「ちょっと伸びが甘いかなぁ」程度にクセが若干残っていました。
「気になるようならいつでも治しますので、、、」とお伝えしてありましたが
それほど苦にはならなかったようです。
本日のシャンプー後の写真がコチラ⇩
サロンワークがバタバタしていて、やや濡れている状態の写真です。
中間部分もバックウェーブ(くせの戻り)があるので、今回は中間あたりまで矯正ストレートをかけていきます!
毛先は結構絡みやすくなっているので10センチほどカット。
前回の反省も含めて、アルカリを少し高めにし、アイロンもしっかり水抜きです!
そしてアフター
ぶわッと乾かし、毛先だけアイロンで軽くまいています。
これで、しばらくはおさまり良くなっていると思います。
毛先に関しては、まだダメージが残るので、少しづつクセを伸ばしながらカットしていくのが一番です。
いずれはキレイな髪になりますのでご安心を!
本日もありがとうございました!