こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
縮毛矯正は、美容室にあるメニューの中でも1、2を争うほど、ダメージリスクのあるメニュー。
下手をすると、一気に髪がジリジリ、、なんてこともないわけではありません。
ただ、矯正を人生で初めてする場合には、それほどのリスクもないのです。
もちろん髪が傷まないわけでもないし、良くなるわけでもありませんが、
矯正ストレートで最も危ないのは、既矯正毛にパーマをかけたり、何度も毛先まで薬剤塗布など、、
そんな施術を続けると、髪は大変な事になってしまうこともあるんです。。
まずはビフォア
では、先日のお客さま。
実は、彼女は、高校生で、今回の矯正ストレートが人生初めてとなるそうです。
初めてのパーマなので、特にキレイに仕上げてあげたいなと、緊張感を保ちつつ施術開始。
髪は細めですが、やや強めの捻転毛(1本1本がジリジリした髪)。
写真ではそれほどくせ毛には見えないですが、実際はモワっと膨らんでくる髪質。
割としっかり伸ばしてあげないと、結局収まらなくなってしまうので、薬剤にもちょっと慎重に調合。
初めての矯正ストレートなので、今回は毛先まで薬剤塗布をおこないます。
余談ですが、先日の記事の方も似た感じの髪質でしたね ⇒ できるだけ長く持たせるために、ストデジでゆるふわスタイル!
とはいえ、矯正ストレートに関しては、カラーなどのない状態で、初めて行う場合
よほど無茶をしない限り、キレイに伸ばすことはそれほど難しくはありません。
髪のダメージが根元から毛先まで、割と均一だからです。
矯正履歴やブリーチ、黒染めなどが履歴があると、とたんに難易度が上がるのですが、
今回はそんな心配も無用です。
ただ、捻転毛ですので、1本1本のデコボコは多少残りますがね、、、。
初めての場合は薬剤チェックします
矯正ストレートをする場合、ほとんどの場合は数本の髪でテストを行うようにしています。
髪質や状態によって髪の反応の仕方は千差万別だし、万が一、「聞き忘れてた履歴」なんかがあると怖いですからね。
矯正ストレートは例えるなら外科手術みたいなもの。
クセが伸びない、くらいならまだ救われるのですが、ひどいダメージになってしまうと
そこからリカバリーするのには、数か月~数年かかってしまう場合もありますからね!
実際には、髪を数本カットさせていただて、薬剤を付けて数本放置。
その反応次第で、本番の薬剤の設定を行います。
ここまでしておけば、ひどい失敗には、よほどのことがない限りならないはずです。
そしてアフター
いつもと同様に、あれやこれやと工夫しながら施術終了。
今回は、毛先が軽く内巻きになるように工夫しています。
コチラが仕上がりの写真
本人も、ご自分で髪を触りながら
「手触り全然違うー」
と喜んでいただいていたみたいです。
きっと、ご自分で洗ってみると、もっとよく違いが判りますよ(笑)
今後の矯正ストレートには注意してくださいね!
「ダメージは繰り返しによっておこります」からね
長い時間ありがとうございました!