最近はありがたいことに、このブログ記事を見ていただきご来店いただく方が増えています。
ただでさえ予約が取りずらい状況の中、予定を合わせていただきご来店いただけるのはとてもありがたく思います。
ですが、そんな方たちの中には、矯正ストレートやパーマなどで何ともならない状態でお困りの方もいます。
その裏には、とんでもない美容師の存在もあるのです。
今回は、皆さんが美容室での失敗が少しでも少なくなるように、「危険な美容師」についてお伝えしていきましょう!
矯正ストレートで根折れ
髪質改善メニューを打ち出す前は、根折れなんて、言葉だけで、実際に見る事は少なかったのですが、ここ半年だけでも4~5にの方から根折れのご相談を受けています。
正直根折れなんて、普通の美容師であればそうそうあることではないと思うのですが、、、
根折れの原因は、主に過度に強い薬剤による矯正ストレートで起こります。
生えている髪の方向を無視して、根本から強い薬剤を使用すれば一発で根折れになるでしょう。
特に、カラー直後のストレートには注意したいものですね。
そこで、根折れにならないための注意点!
根本からカラーの時みたいに薬剤を塗布していたら、とにかくすぐに流してもらいましょう!
通常ストレートの薬剤は、どんな美容師でも根本1センチくらいはあけて塗布をしていきます。
これは基本中の基本のはずなのですが、弱酸性だとか酸性だとかだから大丈夫と思うのか、根折れしている方にお聞きすると、そのほとんどが根元から塗布されています。
どれだけ優し薬剤であっても、クセを伸ばす力がある薬剤であれば、絶対に根元から塗ることはありません。
もし、矯正ストレートの際に、根元から薬剤を塗布荒れていると感じたら
「これって根元の髪って折れたりしませんか?以前根折れになった経験がるのですが、、」
とやんわり聞いてみましょう!
何らかの意図があるなら説明してくれるでしょうし、ただの知識不足なら保険にもなります。
特殊なケースだとは思うのですが、先日ご来店いただいた方は、施術後、根折れ&ビビりを指摘すると、そのあと1時間もかけて逆に脅される、、という奇特な美容師もいるようです。
その方曰く「まるでヤクザに絡まれたみたい、、」でとても怖かったそうです。
業界内でもあまり良いうわさは聞かないサロンですが、名駅近くのストレート専門店だそうです。
広告も大々的に行っているようなので、心配な方は近づかないようにしたほうがよさそうですね。
矯正ストレートした髪にパーマ
矯正ストレートを繰り返される方は、ただまっすぐのストレートに飽きてしまうこともあるようで、多くの方は毛先などにパーマをかけたがります。
きれいにかける事ができれば結果的に普段のスタリングが楽になりますしね、、。
とこが、矯正ストレートを行っている髪の強度は思いのほか弱なっていることが多く、きれいにパーマをかけるにはかなりの美容師の力量が必要となりますし、うまくかかったとしても、その後のダメージは結構大きくなっていく可能性が大です。
ジェンテでは、矯正ストレートの履歴がある髪に、初回でパーマをかけることは、ほぼお断りさせていただくと思います。
その理由は、今までの薬剤がどんなもので、アイロンの温度や時間など、見て聞いただけでは把握できない事が多く、結果に責任が持てないからです。
基本的には、ほとんどの美容師がそうだと思います。
ところが、先日ご来店いただいた方は、矯正した髪にパーマをかけられ、ウェーブのムラとダメージで大変なことになっていました。
なんでもネットで検索した美容師さんに
「どんなに傷んでいてもパーマがかけられるので大丈夫です」と言われたそうです。
正直、その自信の出所が全く理解できないし、髪に対する何の知識もない、、としか言いようがないですね(笑)
それが真実なら、僕らはこんなに苦労しないですから(笑)
とはいえ、ビビらせていないだけまだましかもしれないですね。
もともとのクセもそれ程強くなく、ベースメイクでストレート一緒に、中間のおかしなパーマも取っています。
きれいにはなりましたが、これから毛先にパーマをきれいにかけられるようになるには最低でも1年はかかるでしょう、、。
逆に言えば、髪がきれいになって、毛先にも気の強度が戻ればきれいにパーマもかけられますからね!
矯正ストレートをした髪にパーマをかけたいなら、まずは髪の強度を上げてあげる事!
そして、矯正ストレートもできるだけ髪の負担を少なくして行ってく事!
この2つがなければ、毛先にパーマをかけない方がかえって楽かもしれませんよ。
ビビってしまている髪に酸性ストレート
最後いご紹介する方は、また大変なダメージに悩んでいた方です。
2年ほど前に矯正ストレートでビビってしまい、どうしようもないと思いがまんしてしたそうです。
ところが、とある美容室で「ビビり毛も治せますよ」と聞いて。施術してもらうとガシガシで、指も通らない状態に、、、
こうしてみると、ビビっている名残もまだありますね、、、、。
この方が「治せます」と言われて行ったのが酸性ストレートといわれるもの。
美容師も、「酸性だから傷まない」とでも思っているのですかね、、、、。
浅はかさこの上もない、、、、、
この方は髪に対する意識も非常に高いため、ホームケアについてもしっかり聞いていただき、個人的に僕は聞かれない限りあまり商品のご案内はしないのですが
ほぼ一式そろえていただいて、使い方、順番まで徹底して守ってもらっています。
その努力のたまもので、
まだ4回目のご来店ですが、見た目もきれいいなってきたし、少しづつですが扱いも楽になってきたようです。
ただ、根本はどんどんきれいになっていくので、毛先とのギャップはどうしても気になってしまいますが、、、。
どれだけ傷んだ髪を補修しても、傷ませずにカラーやストレートを行っている根元にはかないませんからね。
ただ、今後も続けてさえいただければ、100%きれいにあっていくのでご安心を!
いつか、毛先に「大きなカール」が出せるようにパーマをかけたいと思います!
このように、ジェンテでは様々な悩みを抱えたお客様にご来店いただきますが、そもそもの原因は、ほとんどが知識のない美容師や、過度に自信を持った美容師。
やはり、美髪に最も近道なのは「自分に合った美容師選び」かもしれませんね!
いつも言いますが、ジェンテでは他の美容室より多少できる事はありますが「なんでもできる」わけではありません。
それでも、髪に困っている方になんとか少しでもお役に立てるよう日々勉強しております。
髪に何らかのトラブルを抱え、疑問に思うことがあれば一度ご相談ください。