こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
細めの髪は、もともとキューティクルが薄い可能性があり、繰り返しのカラーだけでもダメージが大きくなります。
それに加えて、高アルカリ高還元の矯正薬剤なんかで施術すると、髪が髪でなくなってしまう、、、。
ヘアーホスピをご希望の方の多くは、そんなトラブルからご来店頂く方も非常に多くいらっしゃいます。
今回ご紹介する方も元々はそんな髪の状態に方でした。
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初めてのご来店
こちらが初めてのご来店の時の写真
見て分かる通り、毛先はすでにビビり毛になっています。
お聞きすると、初めての縮毛矯正をした時にその収まり具合に感動して
繰り返しの縮毛矯正を行っていたそうです。
この時は、濡らすだけで櫛が通らなくなるほどのダメージを受けていて
毛髪復元メニューヘアーホスピでも、相当時間がかかることをお伝えして
施術を開始しています。
ちなみにこの時のキューティクルの画像がこちら
髪を守るべきはずのキューティクルが一切ありませんでした。
この状態で「ビビリ直し」なんか行っても、一時期の手触りを得るだけで、
後々さらに悪い状態になるのは目に見えています。
なので「ビビリ直し」なしでヘアーホスピで進めていく事にしています。
ヘアーホスピはキューティクルを復元するがまっすぐにするものでは無い
ここから1年間ほど、ヘアーホスピを繰り返しおこなっています。
ヘアーホスピをすることで随分髪はキレイになってきましたが、この毛先のハイダメージだけは
なかなか納得いく状態にはなりません、、、。
さらに、髪が健康になると、クセもしっかり出るようになる、、、
結果的に、「ヘアーホスピを続けても収まらないんですけど、、、」なんてことになってしまいます。
誤解しがちなんですが、髪が健康になる事と、クセがまっすぐになることはイコールではないんです。
むしろ、ホスピはコーティングをせずに、素髪での自然な柔らかさを目指します。
つまり髪も軽くなるので、クセが強い方だと髪が膨らむようになる方もいます。
という事で、途中に2度ほど低アルカリによる矯正ストレートをかけています。
本人的には矯正ストレートのトラウマがあるため、随分躊躇していたようですがね。
その時の記事がコチラ ⇒ 軟毛のくせ毛には低アルカリストレートが最適‼️
随分良い状態にはなっていますが、毛先のパサつきはまだまだきになるレベル、、、
バサバサが嫌でアルカリカラーをやめた結果、、、
ヘナカラーをしているお友達がすごくツヤのある黒髪なのに憧れて、ある時ご来店すると
髪が真っ黒になっていました(笑)
正直びっくりしました(笑)
他店でヘナで真っ黒にしてきたようで、見た目的には随分と落ち着いて見えましたが
1回ヘナをしたからツヤツヤサラサラになるわけもなく、、(たぶん人工色素いり)
ただ、ここからはアルカリカラーをやめてヘナカラーによる白髪染めに変えています。
参考記事 ⇒ 白髪染めを行うのに、ジアミン(人工色素)入りのヘナは良くない?
特にこの方、3週間以内には白髪が気になって、リタッチを行うので
カラーのダメージはどうしても蓄積してしまうんですよね、、、。
「やっぱり黒すぎるのは嫌」という事でホイルワークによるブリーチ
ヘナは髪を傷ませることがないのは一番のメリット。
ただ100%ヘナはオレンジにしかならないので、うちではジアミン(人工色素)入りも使用します。
それから半年ほどして、髪は驚くほどキレイになってきました。
が、やはり真っ黒が嫌になって、ホイルワークによるブリーチで若干髪を明るくしています。
傷ませない事よりキレイに見えることを優先した結果
夏も終わり、髪を下ろしたいけど、モワモワしてなかなか下せない、、、。
「そろそろ1回矯正ストレートして下せるようにしていきましょう!」
と提案させて頂いて、先日、久しぶりの矯正ストレートを行いました。
この頃は、ご本人も、「キレイに見えるなら気にならない程度のダメージならいいよね」
という事で納得して頂いています。
以前のトラウマも随分なくなっているようですね(笑)
まずはビフォア
そして、アフター
随分と時間はかかりましたが、やっと納得いただける状態まで持って行けたようです!
もう少し時間がたって、毛先をカットできれば、念願のデジタルパーマも可能になります!
途中何度か、ホスピや矯正もいやになっていたようですが
「あきらめなくて本当に良かった」そう言っていただいた一言で、すべてが報われた気がします。
今後、髪は良くなる一方なのでご安心ください!
ちなみに、ホスピのおかげで、髪の量も当初に比べれば全然増えていますので
この先も、髪が減ってしまう心配はそうそうないと思いますよ!