こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
せっかくブローやスタイリングしたにも関わらず、雨や多湿などで、職場につく頃にはアホ毛も出てきて、もうボサボサ。
このアホ毛何とかならないの?そんな風に思ってる方もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな髪の悩みの解決方法を記事にしようと思います。
Contents
アホ毛の原因
まずは、このアホ毛がなぜできてしまうのか?から説明しましょう。
このアホ毛の大きな要因は3つ。
断毛(髪が途中で切れてしまう事)と毛髪サイクル、そして削ぎによるカット です。
断毛
これは読んで字のごとく、髪が、過度のテンション(引っ張る力)やブラッシング時の摩擦なでの影響により、
途中で切れてしまう事です。
多くは、普段のヘアケアが重要になりますが、美容室の施術(特にパーマや縮毛矯正)で切れてしまう
もしくは、切れやすい状態になってしまう事もあります。
ちなみに、電子顕微鏡などの数千倍画像で見ると、切れた毛先は
こんな状態。痛々しいですね、、、。
ヘアサイクル(毛周期)
ずべての髪は、ずっと伸び続けるわけではありません。
ある一定の周期で、伸びたり、休んだり、抜けたりしていくのです。
これを専門用語でヘアサイクル(もう周期)と呼びます。
下の図を見て下さい
(AGA-newsより)
季節の変わり目や、産後脱毛により、一時的に抜け毛が増えると、この図の成長期の髪が多くなる場合があります。
この場合は、しばらく我慢すれば、気になるアホケも伸びてきます。
問題は、このアホ毛が、この図の成長期後期から退行期にある場合。
これは、ヘアサイクル(毛周期)が短くなっている可能性がありますので注意が必要です。
が、今回は話の趣旨が違うので、個々はまたの機会に説明する事にしましょう。
削ぎによるカット
アホ毛は、表面近くに短い髪ができることで起こります。
ごく稀に、表面の根元近くから、量を減らすために削ぎを入れている美容師さんもいます。
この場合も、しばらく我慢すれば伸びてきますが、量が多いからといって
むやみやたらと減らしてしまうと、ずっと同じ悩みがついて回ることになってしまいますので
量が多くて、でもアホ毛も気になる方は、オーダーの仕方に注意しましょう!
アホ毛を防ぐ!
では、対策の前に、このアホ毛をできるだけ少なくする方法をお伝えします。
といっても、それほどむつかしい事ではありません。
要約してしまえば
髪や頭皮を大切にする!
これにつきます。
つまり、日々のヘアケアでできるだけ髪や頭皮に負担をかけない、というのが鉄則です
では細かく見ていきましょう
洗い方
通常、シャンプーは地肌も含めてゴシゴシと洗う事が多いと思いますが、ダメージしている髪や
クセ毛で傷みやすい髪、細くて柔らかい髪の方などは、この洗い方はやめたほうが良いでしょう。
実は、強く洗う方法は、スッキリはしますが、それでキレイになるわけでもなくて
地肌にも髪にも負担がかかります。
実際、洗顔なんかは絶対にゴシゴシしないですよね?
それと同じです。
特に絡まった髪のまま、摩擦を加えると、そこで断毛してしまいますしね。
画像付きの洗い方を説明しています ⇒ プロがおしえる正しいシャンプーの仕方!(髪が細い方バージョン)
乾かし方
髪は濡れているときは特に、非常にデリケートになります。
ですから、濡れているときに、過度の温度や摩擦を与えることで、傷みが大きくなります。
濡れてるときは60度、乾いたときは130度 以上で髪が傷みだします。
tこれは絶対に覚えておいてほしい温度です。
ですから、特殊なドライヤー(※)以外は、できるだけ髪との距離を離して、
ここでもあまりバサバサしないよう、指で優しく梳かしながら乾かしてください!
(※特殊なドライヤーとは? ⇒ 復元ドライヤーって知ってますか? )
アホ毛対策
では、実際にアホ毛が気になる場合にはどうしたら良いのかをご説明しましょう。
自宅で行うアホ毛対策
まず、用意するものはストレートアイロン
こちらはップロユースのアイロンですが、温度の調整ができるものであれば
それほどこだわらなくても大丈夫です!
そして目の細かい櫛を一本。
さらに、スプレーワックス(ややセット力のあるモノ)の3点です
では早速、工程をご説明しますが、いたって簡単!
まずは気になる表面に軽くアイロンを通します。
この時の注意点は温度と引っ張る力。
温度は140度に設定、力加減は頭が引っ張られない程度が理想です。
そして、必ず髪が乾いた状態でアイロンを通してください。
その後、目の細かい櫛を通しながら、軽くスプレーを振ってください。
これで完了です!
美容室で行うアホ毛対策
ただし、雨の日などは、髪が水分を含み膨らみだしてきます。
「雨の日の膨らみが嫌!!」という方は、美容室で矯正ストレートをされるのが良いでしょう!
この時の注意点は
強すぎる薬剤は使用しない事!
そもそも、アホ毛は伸び途中でまだ細い髪、もしくは断毛してしまうほど弱い髪です。
それを伸ばすためだけに、強い薬剤を使用したり、アイロン温度を高く設定したりはナンセンス!
美容師さんへのオーダーの際には注意してくださいね!
参考記事はこちら ⇒ 細くて細かいクセが、アホ毛みたいに出てきてしまう、、そんなくせ毛の方
「矯正ストレート」というと、髪の負担が気になる方も多いと思いますが、
それは、薬剤や施術方法次第です。
全く傷ませずには不可能ですが、「その時」も「その後」もそれほど大きな負担をかけなくても可能です。
実際のビフォアアフターはこんな感じ。
そして、もう一つの方法がヘアーホスピ。
これは、頭皮環境を改善することで、毛周期(ヘアーサイクル)の成長期を伸ばすために行います。
ヘアーホスピを行ったからと言って、細かな短いクセ毛がなくなることはありません。
つまり、結構長い目で行う対策です。
その代わり、髪が痛んでしまうというリスクは1ミリもありません。
天候によっては非常にストレスになるこのアホ毛。
お困りのことがあれば、いつでも遠慮なくお問合せ下さい!
できる限りのアドバイスをさせて頂きます!