こんにちは。名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
髪質改善とは言うものの、なんでも間でも、改善や矯正ストレートすればいいってもんではありません。
大切なのは、長い目で見て、スタイルが自分でできるかどうか、、
昨日も書きましたが、今の髪質やクセが生かせるならそれに越したことはありません。
ただ、スタイルを作るうえで
「ここにもうちょっとカールがあったら、、、」とか
「ここのクセがもう少しまっすぐだったら、、」
なんてときは、必要なところに、必要なだけかければよいと思ってます。
では、本日の施術例。
もう15年くらい前からカットさせて頂いているお客様。
今は東京にお住まいなので、2~3年ぶりくらいにカットさせて頂きます。
実は、僕はちょっとだけ変わった切り方をするのですが、この方、その切り方が合っていたらしく
東京?(その当時は横浜だっけな?)で探してフレンチなんとかってカット技法の店に行ってみたそうです。
そしたら「僕に任せてください!!」みたいなことを言われて、結果的には毛先スカスカにされちゃった、、、
そんな話もしてくれました。
まぁ、美容師との相性もあるけど、やっぱり「物や手法」にこだわるより、
その「物や手法」を使って「何をするか」が大事なんだなと改めて考えさせられました。
ではビフォア
捻転毛(ジリジリした髪)と波状毛(波打つ髪)が混じった強めの癖です。
矯正ストレートしていた時期もあるのですが、お子さんが小さくまとまった時間が取れないとのことで、
今後のことも考えて、クセをパーマっぽく見せるようにカットします。
フロント周りだけは矯正かけても良いと思いますが、今日はせずにカットだけで行きます。
くせ毛も強いですが、量も非常に多く、かなり膨らみます。
かといって、やたらにすいてしまって、毛先がスカスカになると、めちゃくちゃ収まり悪くなります
髪が多くてくせ毛の方‼️量が多いからって無理やり梳くとキレイなストレートにならないですよ!
この記事はストレート用に書いていますが、くせ毛全般について同じことが言えます。
簡単に言うと、くせの広がりを出しているのは根元の髪
くせの広がりを抑えるのは、中間から毛先にかけての髪。
量が減らしたいからと言って、毛先ばかり減らしてしまうと、
本来抑えるべき毛先の髪の重さがない上に、根元の膨らむ力は全開なので、
結果的に全体が膨らんでしまうのです。
ではアフター、乾かしただけの状態です
そして、サイド
カットで髪がまっすぐになるなんてことはないので、まだ少し膨らみますし、パサつきも気になります。
これをワックスかムースなどのスタイリング剤で抑えましょう。
今回は、軽めのワックス仕上げです。
改めてこうしてみると、普段のスタイリングは、軽めのムースのほうが良い気もしますね。