
このブログを見てご来店いただく多くの方は、かつて美容室でなんらかのトラブルになった方が多くいます。
根折れやビビってしまった方、ハイダメージやパーマがうまくかからない方まで。
そういった方たちの全てにご満足いただけるように日々精進しているのですが、その中でも圧倒的に多いのが、矯正ストレートのトラブル。
今回ご紹介の方は、髪も強く、ジリジリした捻転毛。
今まで、ピンピンになってしまったり、髪がひどいダメージを負ってしまったり、、、。
ジェンテにご来店される前は、遠い地元で半年に1か酸性ストレートをされていたそうですが、このブログでそれすら危ないかも、、、と思いご来店いただきました。
ジリジリした捻転毛は薬が効きにくい!
まずはビフォー
一見、それほどのクセ毛ではないように見えますよね。
僕も初回は、
「これくらいのくせ毛なら簡単に伸ばせるだろう」
と思って施術しましたが、実際にはイマイチクセが伸びきらず、お直しという形になってしまいました。
原因は、「髪の質?による薬剤の浸透の悪さ」です。
伸びにくい捻転毛の対処法
ジリジリした捻転毛は、硬いタンパク質と柔らかいタンパク質がランダムに存在していて、その硬いタンパク質は薬剤が非常に浸透しにくいのです。
捻転毛のストレートがやや難しいのは、ここがポイントになっています。
かといって、薬剤を強くしてしまうと、髪の内部まで薬剤は届くのですが、表面のキューティクルがアルカリによって壊されてしまう、、、。
そうなると、施術当日はキレイになっていても、時間とともにバサバサしてきてしまうのです。
ですが、個人的にはそういった髪の対処法はいくつか持っています。
親油性の薬剤を使用して浸透しやすくするのも1つですし、キューティクルが壊れない程度の薬剤をじっくり効かしていくのも一つですが、試行錯誤した結果、今は弱めの薬剤を2度つける方法が最も安定して、キレイに仕上げられる方法だと思っています。
1ど流してから薬剤を再び塗布していくので、多少お時間はかかってしま宇野ですが、、、
さらに、あくまで「今のところ、、」ですので今後はさらに良い方法に進化するかもしれません。
伸びにくいクセ毛を伸ばした結果、、、
今までは、薬剤が弱いため、「もう少しくせを伸ばしておきたい」と感じることも多かったですが、この方法をとればクセが伸びない事も、髪が必要以上のダメージを負ってしまう事もありません。
ちなみにこの方の最新の状態がこちら
ちなみに、この日は時間がなかったため、根元しかカラーはしておりません。
それでも、軽く乾かしてこのくらいの仕上がりになるのでしたら上々かと思います。
このように、髪はいくつかのパターンはあるものの、その髪に適した方法をとれば、多くのことは解決されるはず!
髪でお悩みの方は、ぜひご相談ください