
一時期の勢いは無くなったものの、まだまだ酸性ストレートを、髪を全く傷ませない魔法の薬と思っている美容師も多くいるように思います。
「酸性ストレート=悪いもの」ではないですが、伝え方やその特性を理解しておかないと、大変なトラブルになってしまうことも、、、
今回は22年の12月に、酸性ストレートのトラブルから初来店した方をご紹介していきましょう!
酸性ストレートなら傷まない?
まずは酸性ストレートなのおさらいから、、
酸性ストレートの一番の問題点は、2剤が入らない(ブレーキが効かない)こと。
ブリーチ毛など、ハイダメージもうであれば、キューティクルも剥がれまくって、中もガバガバなので、2剤が入るかどうかの心配も少ないのですが、普通のカラーをされているミドルダメージ程度の髪では、髪の内部に入り込んだ1剤に2剤が届かず、濡らすたびに1剤が作用して、結果、髪の内部はスカスカになっていき、最終的には切れてしまうリスクも高まるし、 中性カラーをしたらバサバサに、、なんてご相談も以前ありましたね。
ただ、大切なのはその特性を、使用する美容師さんがしっかり理解しているかどうか、、、、。
その後のケアや施術も含めて考えてくれる美容師さんなら、、とも思いますが、僕個人はあまりにリスクが大きいので、酸性系のパーマ剤は基本的に使用しません、、(笑)
過去にもいくつかのブログを書いていますので、参考まで、、、
酸性ストレートで痛んでしまった方
では、ここで、酸性ストレートで痛んでしまった状態。
毛先がジリジリしてしまっています。
このときはまだ、それほど痛んでいるようにも見えませんよね。
そして、その3ヶ月後
写真を見ていただくと、表面の毛先が折れてしまったままになっています。
これは結びあとか何かですが、このようについた跡が戻らないのは、髪内部がスカスカになり、しなやかさが無くなってしまった結果です。
この方の髪の特徴として、パーマ剤が非常に入りにくい(効きにくい)髪質であること。
おそらく、そのせいで、濃いめの薬剤を使用されたり、時間を長く置かれたりで、必要以上に痛んでしまったのではないかと想像します。
現在の様子
あれから4ヶ月から6ヶ月ごとにベースメイクストレートをかけて、現在の様子がこちら
`しなやかさもツヤもあるいい仕上がりになっているかと思います。
ただ、先ほどお話しした通り、薬剤が効きにくい髪なので、施術内でいくつかの工夫はさせていただいています。
また、ジェンテからお住いまで距離があるので、カラーやカットは他店にて行ってもらています。
それでも、ここまで綺麗になるのは、この方の髪質によるところも大きいですかね、、、、
では今回はここまで!
皆さんも、このようなトラブルにならないように気を付けてください!