こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
髪のダメージには段階があり、最終的には切れてしまいます。
ちょっと濡らしただけで、髪がびよーーん、と伸びるのなら、それは末期の状態です(汗)
矯正ストレートやデジタルパーマなど、髪のたんぱく質を熱で変化させる施術で傷んでしまった場合
下手をすると、髪がジリジリした状態になってしまいます。
これを、僕ら美容師はビビり毛というのです。
ここまで行ってしまうと、もう切るよりほかはありません。
一時的に強制的にまっすぐにすることも、技術的には可能なようですが、
個人的には好んではやりません。というか、ほぼ、やりません!
その理由は至ってシンプル!
一時的だからです。
数週間後には、前よりひどい状態(切れる)になってしまう事もあり得ます。
なので、一番ひどいところは切る! これが一番のトリートメントになります。
念のために言っておくと、サロントリートメントなんかも逆効果になりかねません。
そもそもキューティクルがないので、コーティングもされないですし、入れたものも出放題ですからね(笑)
サロンでトリートメントしたって、髪が良くなるわけではないですよ‼️
つまり、髪がビビってしまった場合、バンドエイドの役割すらしないのです。
まぁ、残念ながら、無駄ですよね、、、、。(困
では、どうすることもできないのか?
ということで、復元メニューで実験の第2弾です!
前回の記事はこちら
前回の施術前の髪はこんな感じ
毛先がちょっとジリジリしているのがわかりますかね?
ビビりとはいえ、本当のビビり毛(ぬれたら伸びる髪)まではいっていないです。
まぁ、ビビり毛予備軍といったところでしょうか(笑)
触ると固くて、モシャッとした触感です。
では本日の検証結果から
まずは毛先から
そして全体
よくわからないですよね。
では、ビフォアーアフターで比べてみましょう
毛先15センチはまだまだですが、根元から毛先15センチまではずいぶん落ち着いてきました。
ちなみにカットもちろん、ブローなども全くしていない状態です。
ホームケアに気を使っていただいているのも大きな要因です。
具体的には、
使用するシャンプートリートメントは復元シャンプーと復元トリートメント。
できれば時間をおいて頂く
スタイリングで使用するストレートアイロンやコテは130度
くらいですけどね、、。
それでも、ずいぶん違います。
写真ではわかりにくいですが、触った感じの柔らかさにも違いがでています。
本人も、一番体感できるのはこの柔らかさのようです。
毛先の色が明るいのが気になるとのことだったので、そろそろ全体カラーもしたいところです。
今日のところは、完全なるビビり毛は切るしかないけど
ビビり毛予備軍なら、毛髪復元メニューヘアーホスピである程度改善することができるかもってところですね。