細くてクセが強い髪にはベースメイクが最適!その理由は、、

髪の中で、最も難しい部類に入るのが、細くてクセ毛の方。

クセを活かすにも、ジリジリして治らないし、かと言って矯正ストレートにすれば、どんなに優しい薬剤でもガシガシ、もしくはクセが伸びない、、なんて事にもなりかねない、、、。

そういった方々がジェンテには何人もいらっしゃいますが、ほとんどの方は、以前になんらかのトラブルになっています。

今回ご紹介する方は、以前の美容室でクセが伸びなくてご来店いただいています。

きっと髪を傷めたくないから優し目の薬剤で施術していたのでしょう。

およそ2年半ほど前ですね、、、。

当時の写真がこちら

当時、何が一番困ったかというと、とにかくダメージで中間から毛先の髪に櫛が通らない、、、。

それを無理にとかすから、さらに髪は傷んでいく、、という悪循環。

その当時は、低アルカリの矯正剤で仕上げたのですが、当時の仕上がりがこちら

毛先のダメージは置いておいたとして、仕上がりは上々です。

(当時は毛先のダメージを補修することができなかったため)

それでも、毛先はゴワゴワ、、、。

結局、この毛先のダメージ問題を解決しないと、いつまで経っても伸ばせない上に、キレイにも、楽にもなりません。

さらに、低アルカリとはいえ、やはりしばらくして時間が経つと徐々に髪が悪くなってくるという問題もあったしな、。

程度こそ低いけれど、今のベースメイクに比べれば、はるかにダメージが大きかったですね。

美容師の仕事の本質は、色を入れる事でも、クセを伸ばす事でも、長さを切る事でもなく、ゲストの望みをいかに引き出し、いかに実現していくか、、に尽きます。

ゲストの要求だけでも、美容師の自己満足だけでもなく、2人3脚的な関係が重要となってきますからね。

大切なのは来店した「その時」ではなく「その後」

この時以来、カラーも髪が傷まないよう、365プラスカラーで行い、クセを伸ばすのはベースメイクで行っています。

先日のご来店の様子がこちら

こうして写真でみても、2年前との違いはよくわからないですよね(笑)

でも手触りやしなやかさは圧倒的に違うのです。

その後の仕上がりがこちら

毛先には以前の矯正ストレートのダメージが残っているので、ややパサつきがありますが、他は2年前の仕上がりと比べても、圧倒的にキレイですね。

ちなみに、これくらいクセが強い方だと、1剤でふやかした後はこんな感じになります。

 

傷ませないでいれば毛先にカールだってできる!

結果だけを見比べると、2年前と今回では、圧倒的に今回の方がキレイだし、見た目だけでなく、手触りやしなやかさを比べても、今回の方が良い状態と言えます。

何より、普段の扱いも今の方がストレスが少ないとの事。

そして、今後、毛先に以前のダメージがなくなれば、パーマだって簡単にダメージなくかけられることが最も大きな要因だと思います。

ストデジでキレイにせっかくキレイに仕上がっても、その後に髪が傷んで、ガシガシになってしまっては元も子もないし、繰り返し毛先にカールを維持する事も不可能になってしまいますからね、、。

やはり「髪のダメージをいかに少なくするか」が365日キレイな髪を維持する最大の秘訣ですからね!

あなたの髪はもっとキレイになります

 

髪がキレイに収まらないのはしょうがない」なんて諦らめていませんか?
髪は正しいヘアケア、正しい施術を行えば、必ず今よりキレイになります。

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