美容師の仕事は、どれだけマニュアルを作っても、それぞれの美容師のカンに頼るところが大きいです。
ここで言うカンとは、当てずっぽうのカンではなく、正しい毛髪知識と経験からくるカンです。
この髪質、状態で、これくらいのパワーの薬剤なら耐えられるな、、
みたいな感じ
これは、どれだけマニュアルが進化したとしても、素材(髪の状態)に違いがある以上、やむを得ないかなと思います。
むしろ、その違いこそが、良い悪いは別にして、美容師のやりがいになる気がします。
さて、本題のノンアイロンストレート。
アイロンの代わりにブローで行うストレートですね。
最近では、弱酸性の薬剤を使用しながらのノンアイロンストレートなども目にします。
僕も、個人的にブローストレートに偏ってた時期もあります。
それだけでなく、低温ストレートとか、酸性ストレートとか、色々試しました。
が、、、結果的に思うのは
何を使おうが、大切なのは、システムでは無く、美容師の判断だと思います。
髪を知り、薬剤を知り、お客様の気持ちを知る。
当たり前ですが、そんな美容師さんが、特に今後は重宝されるきがします。
脱線しましたが、ブローストレートは特に、美容師の経験と技術、さらに知識が重要になります。
ブローによる熱のあて具合、テンションのかけ具合などです。
つまり、ノンアイロンだから髪に優しいなんて事は、全くあり得ません。
やり方次第では、アイロンストレートより痛む事すらあり得ますよ。
髪は有限ですからね。気をつけましょう