デジタルパーマ や エアウェーブ を使用した、ホット系パーマは、活用できると非常に便利!
普段のスタイリングや、雨の日なんかでも割とキレイなスタイリングが保ちやすい!
けれど、繰り返しのデジタルパーマや、矯正ストレートとの併用で、髪が大変なことになってしまう事もあります。
今回は、 デジタルパーマ のと特徴とともに失敗してしまった時の対処法を考えます!
Contents
デジタルパーマ が失敗してしまう原因
こんなに便利な デジタルパーマ ですが、失敗するととんでもなく大変な事になることもあります。
まずは、そんな失敗をしてしまう原因をいくつかご紹介します。
ホームカラーや間違いだらけのホームケアによるダメージ
ホームカラーをされる方は基本的にデジタルパーマは諦めた方が無難でしょう!
1度くらいは何とかなっても、繰り返すと飛んでもないダメージになってしまいます!
後は、良かれと思って、あれやこれやとコーティング剤(シャンプーやトリートメント、流さないトリートメント)を
付けすぎている方も要注意!
コーティングには、傷んだ髪をごまかすために、髪にラップを張るようなもの。
このラップによって、本来の髪のダメージや残りの髪の体力を、美容師が見誤ってしまう事があります。
また、このコーティングが強力であると、そのコーティングがあるために
必要以上のパワーの薬剤を使用しなければならない場合もあるんです。
今は被膜となっているコーティングを、炭酸水などで除去するサービスもありますので
不安な方は、やっておいて損はないでしょう!
美容師のミス(毛髪診断、薬剤選定、加温温度や時間など)
通常のパーマに比べて、デジタルパーマは理論もちょっとややこしい上に
施術の際に、美容師が注意しなければいけないポイントも結構多いんです。
(毛髪診断、還元具合チェック、薬剤放置時間、流し具合、加温温度の変化、加温時間など)
なれている美容師にとっては、どうってことないのですけどね、、
しかも、デジタルパーマは、ほとんどの場合が還元(たんぱく質のつながりを切る事)をしすぎる。
にもかかわらず、マニュアルのみで施術する美容師がいるのも事実、、、。
しっかり、信用のできる美容師さんを探すしかないですけどね、、
参考記事はこちら → 美容業界の「インフォームド・コンセント」
ベースのカットが軽すぎる
デジタルパーマで多いタイプは、髪が多くて、かかりにくい髪質の方。
そういった方たちは、得てして髪の量を減らしたがる傾向が強いんです。
ある一定量は毛量の調節も良いのですが、毛先だけスカスカにしてしまい、
その上からデジタルパーマなんてかけたら、ほんとにトラブルの元にしかなりません。
デジタルパーマをきれいにかけるには、それに見合ったベースのカットも重要なんですよ!
参考記事 → きれいに矯正ストレートをかけたいなら削ぎ過ぎに注意!
デジタルパーマの失敗パターンとその改善テクニック!
では、デジタルパーマによくある失敗例とその解決方法を考えていきましょう!
デジタルパーマがかかっていない、またはかかりが弱い場合の対策
まずは、デジタルパーマのかかりが弱いパターン。
これは、担当した美容師さんに行ってかけなおしてもらうのがベスト!
短期間に薬剤を2度もつけるのは、若干心配ですが、
普通の美容師であれば、そのあたりの調整はそれほど難しくはないはずです。
連絡さえ先にしておけば、多くの場合はかけなおしてもらえると思います。
かといって、絶対に大丈夫という保証もないので、担当する美容師さんには
「できるだけ傷まないように直してほしいんですが、、、」と一言言っておくのが良いでしょう。
多少語弊があるかもしれません。
「かかっていない」のは、何回かやり直しも聞きますが
「かかりすぎ」は直しが聞かないですからね、、、
デジタルパーマのかかりすぎてしまったパターンの対策
コチラは逆にかかりすぎてしまったパターン。
対策としては3つ
1、自分でストレートアイロンやコテで伸ばす
この場合の注意点は、必ず髪が乾いた状態で行う事!
また、温度は可能なら130度以下が望ましいです。
髪は濡れているときは60度、乾いた時で130度の熱で傷み始めます。
一度のダメージはそれほど大きくなくても、繰り返し毎日となると
つもりつもって大ダメージにもなりかねませんので、温度と引っ張り具合には注意してください!
参考記事 → アイロンしてると髪って痛みますか?
2、乾かし方を工夫する
この方法は、結構難易度が高いですが、場合によっては有効でしょう。
基本的に、乾かすときにねじりながら、さらに引っ張りながら乾かすことで
パーマの仕上がりを弱くすることができます。
かかりすぎの場合は、自然乾燥だと、かなりクルクルしてしまうので
髪が乾いてしまう前に、この方法で乾かしてみてください。
3、ストレートパーマで伸ばす、もしくは大きくかけなおす
この方法は、薬剤を髪につけることになりますので、少なからず傷みます。
また、技術的な問題もあるので、担当した美容師さんによって、
でダメージ具合、仕上がり具合は変わってきます。
が、その分、上手くいけば、髪のストレスはかなり軽減できるでしょう!
ちなみに、他店でのデジタルパーマの失敗を修正した記事がこちら⇩
こちらも → 矯正ストレート毛にエアウェーブでゆるふわパーマ!
デジタルパーマで髪がジリジリするくらいのダメージ
最も大変な失敗はこのパターンです。
このダメージになると、自宅での対策もかなり大変になってきます。
上記の対策で改善できる場合もありますが、やはり信頼できる美容師さんにお願いするのがベストでしょう。
が、基本的には、切るしかありません。
この状態の髪にトリートメントなどしても、ほとんど大した効果は望めませんし
下手な事をすると、ダメージはさらに悪化し、良い状態の髪になるまでには
さらに長い期間がかかってしまいます。
参考記事 → 髪質改善!ビビリ毛をヘアーホスピで改善している方が2回目のご来店!
「ビビリ直し」が上手な美容師さんもいますが、基本的はやらないほうが良い。
なぜなら、ほとんどの場合、ダメージがひどくなって終わってしまうからです。
どうしても自分で何とかしたいのであれば、ヘナトリートメントも有効ではあります。
ただ、ダメージ毛に対してヘナを行うと「ヘナショック」という
髪がガシガシに絡んでしまう状況も起こりえますので、基本的にはプロに相談するのがベストです。
デジタルパーマ でジリジリした髪を 改善 した結果
では、実際にデジタルパーマの失敗からの改善例を見てみましょう!
デジタルパーマと矯正ストレートによって髪がジリジリになってしまって、困り果てての初来店でした。
それから、半年後の記事がコチラ ↓
「年齢のせいだからしょうがない」なんて、あきらめなくて大丈夫ですよ
そのさらに1か月後に再び一部矯正ストレート+デジタルパーマをかけさせていただきました!
その時の写真がコチラ
表面の髪は、さすがにまだダメージは残りますが、軽くブローすれば
これほど気にはなりません。
今後、少しづつダメージをごまかしながらカットしていけば、
そのうちに、かなりきれいな髪に変わっていきます。
このように、一度デジタルパーマで失敗してしまうと、髪の悩みのストレスは大幅にアップしてしまいます。
予防策は、「信頼できる美容師探し!」
これにつきます!