「最近、バッサバサの髪からキレイになった記事が少ないね」
常連の方から、こんな指摘をいただきました(笑)
そうなんです、、、、。
今までの方達がキレイな髪になって、度肝を抜くような写真がなくなってきたのと、なかなか新しいお客様にお会いするタイミングがないのとで、最近は記事の更新さえおぼつかなくなってきました(笑)
では、今回の本題です!
グレイカラー(白髪染め)で明るくしたい場合、単純に2つの方法があります。
1、脱線剤を使用し暗い部分の色素をとる
2、ハイライトを入れて暗いところをぼかす
この方法は、フッションカラーでもグレイカラーでも同じなのですが、グレイカラーはファッションカラーに比べて圧倒的にジアミン色素量が多いため、完全に色素をとるのが難しいのです。
なので、ブリーチを単体で使用しながら髪に入っている色素を抜こうとすると、当然ダメージが進みます。
年齢による髪の劣化と、カラー施術によるダメージで、随分弱くなっている髪にブリーチを使用するのは個人的には躊躇してしまいます、、というか個人的には絶対にしないですね(笑)
色が明るくなったところで、バサバサ髪になってしまったら、元も子もないですから、、、。
ということで、今回はハイライトで明るくみせる方法をご紹介します!
まずはハイライト
それではビフォアの状態。
4ヶ月ほど前の写真ですが
根本から半分ほどが暗く、毛先は明るい、、、。
染めても染めても、しばらくすると毛先はこの明るさに戻っているそうです。
これは毛先ほど髪のダメージが進んでいるため、色を留める力が弱くなっているのです。
ということで、今回は色落ちしてもある程度違和感が出ないよう、まずはハイライトで明るくしていきます。
薬剤は中性の脱線剤にブリーチを少々加え、髪の負担が最小限になるように配合し、さらに、ブリーチ後のアルカリ除去をしっかり行います。
余談ですが、ブリーチに含まれるアルカリ量は、通常カラーとは比較にならないほど高いので、特殊なアルカリ除去方法で行っています。
そして、ハイライト後の様子がこちら
色素が抜けることで、保湿力が少なくなり若干ぱさついて見えます。
ここから365+カラー
この後に、365+カラーを行うことでキレイな髪に整えていきましょう!
全てのカラーが終わった写真がこちら
軽くアイロンで仕上げれば、、
こんな感じです。
薄めのアッシュ系の色みを被せることで、嫌な黄味を抑えています。
これでしばらくは、リタッチで行けるかな、、と思われます!
髪に過度の負担与えず、やりたい事ができる、、これが365システムの最大の特徴ですね!
いつもありがとうございます!