美容師として、サロンワークをしていると、非常に良く聞くセリフがいくつかあります。
そのひとつが
「普段、自分でスタイリングするとまとまらないんです」
と言うセリフ
その人の長さや、クセの強さ、パーマの残ウェーブ、気候などでも髪のまとまりは変わりますが
実は、ダメージ具合も大きな要因です。
まず、髪が傷むと、髪の最強の保護材てあるキューティクルが剥がされます。
そして、内部成分が流れ出し、毛髪内部に空洞ができるのです。
その空洞がパサつきををだしたり、湿度の高い時なんかは、そこに水分が入り込み膨張するのです
つまり、ヘアケア次第で、まとまりや、落ち着きなどが、100%変わるのです
では、具体的に見てみましょう!
この方は、当初、ヘアースタイルの落ち着きが悪いのと、トップの髪の量が減ってきてるのが気になる。との事でした。
基本的には、1ヶ月に1回カラーをして、シャントリは市販物です。
ダメージに関しては、それほどひどい状態ではないですが、たまに行うホームカラーと市販のシャンプートリートメント少しずついたんできて、納まりが悪くなってますね。
あと、少しくせ毛なので、物理的ダメージを受けやすいのも影響してるかと思います。
提案としては、これくらいの髪質であれば、うねりに関しては、ダメージによるものが大きいので髪質改善で、一月一回で6ヶ月ほど行い
あとは、ホームカラーを極力減らし、ホスピシャントリをしっかり使用してもらえればオッケーです。
ということで、その3ヶ月後です。
カットもさせていただいてるのでわかりにくいですが、根本から15センチくらいの髪が随分しっかりしてきてます!
パサつきやうぬり、ツヤが変わってきてますね。
もう3ヶ月後もあれば、申し分のない髪にであえますよ!
ヘアケアがんばりましょう!