こんにちは。名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
美容室に行く目的って、「髪をきれいにする」とか「普段のスタイリングを楽にする」ため!
今までも、皆さん、そう思い美容室に足をはこんでいたはず。
にも拘わらず、初めてご来店頂く方の中には、結構ひどい状態の方も、まぁまぁいらっしゃいます。
髪質改善・毛髪復元ヘアーホスピをご希望の方は特にそうです。
なぜこんな事が起きてしまうのか、、僕なりに考えてみました。
1、美容師の薬剤知識、毛髪科学の知識不足
美容師には「化学」があまり好きでない人が多い。机上の理論より、その時の手触りを重視。
その時の結果が良ければそれでオッケー、みたいな風潮が強い。
もちろん、それはそうなんですが、その結果が今のコーティング全盛期。
その事実を考えると、美容師もある程度ちゃんとした毛髪科学、毛髪知識を持っている事が今後は必要になると思っています。
調べようと思えば、今の世の中便利なもので、クリック一つで山ほどの情報は出てきますから。
しかも、美容師は髪の毛が溶けてなくなってしまうような薬だって使っているわけですからね。
かといって、理屈をこねる美容師もややこしいんですけど、、、。
まぁ、大きな失敗をするよりはいいのではないでしょうか?
2、メーカー主体の勉強会が多い
美容師はとかく良く勉強しています。月曜日にもなれば、
そこかしこで美容師のためのセミナーや勉強会などが行われているのです。
技術や接客、経営など、その分野も多岐にわたっています。
が、技術や薬剤の勉強会となると、だいたい大手メーカーの主催などで行われることが多い。
すると、メーカーに都合の悪いような事実は隠されてしまう。
もしくはあいまいな返答しか返ってこない。
つまり、本当のことは知らされないことも多々あるのです。
なんのテストもせず、メーカーインストラクターのいう事をうのみにしてしまうと
えらいことになりかねない場合も多々あるのです。
マニュアルはあくまでマニュアルの1パターン。
千差万別な髪に対応できるわけではありませんからね。
「このトリートメントで髪を修復します」って、、、そんなこと言っちゃって大丈夫??
3、そもそも髪をいたわることに優先順位がない
これは非常に残念な事ですが、美容の仕事をただの作業としてとらえてる美容師も稀には、いるようです。
「髪をきれいにデザインする」
そのためにも、素材でもある「髪」を良い状態に近づけていくのは当然なんですが
「物やメニューを売る」事と「人をきれいにする」事が完全に分かれてしまっている
そんな美容師です。
以前のブログにも書きましたが
当たり前の話ですが、美容師選びは何よりも重要です。
最近は、作品撮りやブログやインスタなど、情報を発信している美容師も沢山います。
失敗を少なくするためには、そういったもので情報を見て、自分に合うかどうか、調べるのが重要だと思いますけどね。