こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
一般的に「髪が傷んでいる」状態というのは、髪がひっかかったり、ギシギシしたり、
あるいは、ふわふわしてくる状態だと思います(たぶん)
こんなかんじなら、もう誰がどう見たって、「傷んで」いますよね!
たぶん電子顕微鏡でみたら
こんな感じ、、、いや、、、もっとひどいことになってるかもしれません、、。
でも、髪のプロである美容師的には、これは違うんです。
例えば、
この写真では、キューティクルも荒れだしてはがれてる部分もある。
明らかに「傷んでいる状態」の髪です。
でも、この方自身の髪は、ややツヤ感はかけてるものの、一般的な「傷んでいる状態」ではありません。
触ってみても、それほど問題のある髪ではないんです。
つまり、「髪が傷んでいる」というのは、見る人の尺度によって大きく変わる!
素人目でみて髪が傷んでるな、、と感じたら、プロの目からみたらもう末期である可能性もあるし
逆に、傷んでいないとおもっている髪でも、多くの場合、少なからずダメージはあるものなんです。
「だから、ヘアケアを大切に!」という事もあるのですが、今回言いたいことは、そうではなく
「普段きれいに見えるなら、ある程度のダメージを恐れない事」が大切だと思うんです。
以前にも、どこかの記事で書いたのですが、ダメージさせないことは、普段を楽にきれいに見せるための「手段」
にすぎません。 → なぜ髪が健康である必要があるのか?
そこに変にこだわりすぎると、、、
「髪は傷んでないけど、きれいじゃないよね、、」なんて本末転倒なことだって十分あり得ます。
「髪質改善」も「素髪」も「美髪」も、手段でしかなく、
きれいに見えるために必要なら、カラーだって、パーマだって矯正だって
自分できれいにスタイリングできる程度なら、僕はするべきだと思うのです!
特に日本人の髪質なんて(外国人の髪質あんまりわかりませんが、、)現状のスタイルを考えれば
パーマはもっとあっても良いのでは、、と思うんです。
それでも、やっぱりダメージは少ないにこしたことはないので、できるだけ髪に負担の少ない方法を選ぶべきだとは思いますが、、、。
ま、当たり前の話なんですけどね (笑)
「髪が傷むから、からー、パーマ、矯正ストレートしない!」
この選択が一番美容師泣かせかもしれません(笑)