こんにちは。名古屋の髪質改善プランナー衛藤です。
随分日差しも強くなってきました。
5月は紫外線がもっとも強いといわれる時期。
紫外線は、肌にとっても、髪にとっても強敵です。
髪の紫外線対策もしっかり行ってくださいね、!
髪にとって大切なのは、対処療法ではありません。
特に肌のように自力で治る力を持たない髪はなおのことです。
大切なことは、できるだけ髪を傷ませないこと!
それには、サロンでの施術もありますが、ホームケアがものすごく大事!
ホームケアだけでも、徐々に髪は変わってきます!
今回は、よくこの記事にも出てくる「アルカリ」について説明させていただきます。
若干専門的になりますが我慢してくださいね(笑)
通常、カラーやパーマ、矯正ストレートなど、髪の形や色を変える作業は、「アルカリ(ph8~13)」で行われます。
でも、髪が一番傷みにくいのは、皆さんもご存じの「弱酸性(PH5.5)」なのです。
この図がわかりやすいかな
ペーハーだけで言えば、パーマなんかよりカラーのほうがはるかに高い!
注目してほしいのは、「髪の等電点(髪が一番安定、傷みにくいPH)つまり弱酸性」
水道水は髪から見たらアルカリに偏っているんです。
だから、厳密にいえばシャンプーだけでも髪は傷む!
そして、カラーやパーマ、海水などは髪から見たら、かなりアルカリになります。
だから、アルカリに傾けた髪はいち早く等電点(弱酸性)に戻してあげたほうが良い!
では弱酸性のシャンプーを使用すれば、髪は等電点まで戻るのか?
ここが結構ややこしい部分。
アルカリに傾いた髪に弱酸性のシャンプーやトリートメントを使用しても、偏ったアルカリが戻るわけではありません。
なぜか、、、それは「酸度」というものが関係してきます。
「酸度」とは、アルカリに偏ったものを酸性側にに戻す力の値。
これはPHとはイコールではないので、「弱酸性だけど酸度のないもの」は
「害はないけど、アルカリを弱酸性に戻す力もない」ということです。
ちなみに、僕らがサロンで使うものは、弱酸性でありながら酸度70mという強力なものです。
美容業界にも、なかなかこれだけのものはないんです。
だから、結構高価なんですけどね、、、。
だいぶ話がややこしくなってきてしまいましたね。
ではここからは簡潔に!
つまり、サロンでカラーやパーマをした後は髪の表面や内部はアルカリに偏っています。
そこで、シャンプーの時に、「酸度」の強い薬剤でアルカリを弱酸性に戻します。
ただ、アルカリが高い薬剤を使用していると、1度で100%弱酸性に戻すのは不可能。
だから、自宅で髪を濡らすたびに、アルカリに偏ってしまうのです。
ですから、ダメージが気になる方にはこちらを使っていただくのがお勧め!
特に細い髪やハリコシがない髪の方は、髪がアルカリにひどく弱いので必須です!
その名も、do-sアルカリオフ! そのままの名前ですね(笑)
これ、実はとある元マニアックな美容師さんが作っているのです。
地味ですが、すごーく良い働きをするし、すごーく重要なものです。(サラサラにしたり、ツヤを出したりするものではありません。)
使用方法は、濡らした髪に少量なじませ、2~3分放置、で、その後シャンプーしてください!!
少しづつですが、傷みの少ない髪になっていきますので。
使用頻度は、1週間に1回使用くらいで十分です!
あ!遠くて買いに来れない方は、アマゾンでも販売しているみたいですので、、
うちで買っていただく方が、もちろん僕はうれしいです(笑)