こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
美容業界はまだまだ皮膜髪が主流。
そんな中で一部の美容師達がオススメしている素髪。
そんなに素髪っていいの?
まずは、皮膜髪のメリット、デメリットについて考えて見ましょう。
【皮膜髪】
髪のダメージをごまかすため、ラップのようにコーティング(実際は粒状)してツヤ出ししている髪。
乾いた状態で、指で髪を触ると、キラキラ光るのが分かります。
【皮膜髪のメリット】
●その時だけなら、少々のダメージでも髪にツヤが出て見える
●簡単にサラサラになる
●物理的に重みが出るため、クセ毛が落ち着きやすい
【皮膜髪のデメリット】
●髪が重くなりボリュームがでにくい
●髪の水呼吸ができないため、ダメージになりやすい
●薬剤の浸透がわるくなる為、カラーやパーマなどが効きにくい
まだたくさんあるのですが、分かりやすいように、この程度にしておきます。
そして、【素髪】とは、
こう言ったコーティング剤がついてなくて、尚且つ、自身のキューティクルが髪に残っている状態の髪です。
ポイントは、、、
「キューティクルが残っている」←これです!
ちょっと分かりにくいのですが、本来、素髪とは、
コーティングしなくても、髪がキレイに見える状態だと思ってます(個人的に)
キューティクルがなくなってしまったこのような状態の髪
に、一切のコーティングもしなければ、当然、バッサバサですよね。
それが素髪であるなら、美容師として【素髪】なんて悲しすぎです。
だって、全くキレイには見えないんですから、、
コーティング剤がついていない傷んだ髪は、ただの【裸髪】です。
その辺りが詳しく知りたい方はこちらを
どS美容師的 素髪・すっぴん髪 とは?
題名はさておき(笑)僕が色々教えていただいてるブログです。
つまり、【皮膜髪】が嫌だからと、ノンシリコンやオーガニックやらを使ったって、【裸髪】にはなっても、すぐに【素髪】にはなりませんよ
って事です。
カラーやパーマ、ストレートなんかしていれば特にそうです。
髪の最強の保護剤であるキューティクルが、最大限に働ける状態にしてあげる事、それこそが【素髪】なんです。
なんだか、ややこしい話ですけどね。
たまに美容室でケアをすれば、後の美容室へ行かないほとんどの日は、快適に過ごせる。
それが【素髪】の目指すところです!