名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
ブログを見て頂くとわかると思いますが、僕、矯正ストレートは非常に多く施術させていただいています。
もともと、矯正ストレートが好き、とか、得意、と言うわけではなく、数年前までは、むしろ、苦手な方でした。
ところが、髪質改善を始めてみると、矯正ストレートによるトラブルで髪が大変な事になってる方たちが、非常に多い事にびっくり‼️
髪の専門家であるべき美容師は、まだまだ出来る事があるのでは⁉️
そう感じたのです。
まぁ、そこからの過程でも、いろいろあったのですが、長くなってしまうので、ここでは割愛。
今回お伝えしたい事は、、
パーマや矯正にかんしては
「〇〇ストレート」や「〇〇パーマ」なら安心!
なんて事は、絶対ない‼️
と言う事です。
今は探せば、ストレートやパーマの名前なんて、星の数程出てきます。
弱酸性から低温、天然成分配合なんかまで、一般の方には何がどう違うのかもすらわからないでしょう。
だから、
なんとなく良さそう!
そんな基準になってしまう事も致し方ないでしょう。
でも、矯正ストレートやパーマで行う事なんて、大雑把に言えば、もう20年も変わっていません!
大切なのは、きちんとした毛髪科学の知識をもとに、薬剤に頼らない施術が行える事です。
もっと言えば、アイロン温度、放置タイム、アイロン前の髪の水分量などで、同じ薬剤、方法でも、全く違うしあがりになります。
つい、先日も、半年程前に〇〇ストレートの履歴のある方に来店いただきました。
中間のクセは伸び切らず、毛先はえらい事になってしまってます。
髪の傷みでなんともならなくなったダメージ髪が、キレイに見えるようになるには、数年かかる場合もあります。
通常、矯正ストレートやパーマの薬剤の中には、添加物として、手触りを向上させる成分や
コーティング剤などが含まれているものが多い!
施術してすぐは、そのおかげで、なんだかツルツル、つやつや。
黄色い膜がコーティング
でも、1週間ほどして、その手触り成分が取れてくると、、、、
コーティングの重みで伸びてたクセがうねうね出てきたり、
もともと高アルカリで負担がかかっていた髪が直に出てきて、ガサガサになったりしてしまうのです。
ギプス外したら、治るどころか、さらに複雑骨折してた!みたいな感じですね
さらに、余分な成分が入っている分、ストレートやパーマのメインの働きをする「還元剤」や「アルカリ」
はパワーアップしなければいけない。
傷つけておいて、コーティングでごまかす!という、なんとも不可思議な施術になってしまうのです。
特に最近は「優しい薬ですので、髪のダメージを軽減できます」なんてうたい文句のパーマやストレートも多いですが
「優しい薬」でもアルカリ高くて、軟毛の方には向かなかったり、
優しすぎて、髪のたんぱく質の切断が甘く、クセが伸びなかったり、、、
なんてこともよくあります!
女性の命とも言われる、髪!
大切に、繊細に扱えば、必ずきれいになるはずなんです!
特に矯正ストレートや、パーマなんかは、直接髪のダメージに直結する、とてもデリケートなメニューです。
美容師さん選びは慎重にしてくださいね!