
根元の伸びてきたところだけカラーを続けていれば、髪は傷まないのでは、、、?
そんな風に考えている方も、意外と多いのではないでしょうか?
確かに、リタッチだけ行っていれば、カラー剤に触れるのは根元の伸びてきたところだけ、、
それならば、髪のダメージも最小限になるのでは、、と考えがち、、、。
でも、それでは「キレイな髪」にはならないんです、、、。

髪のダメージはどこで作られるのか?
カラー剤やパーマ剤にのほとんどのものには髪に最も悪影響を及ぼす、アルカリ剤が入っています。
そのアルカリ剤が、触れている時間に比例して髪を傷める大きな要因であるのは間違いありませんので、リタッチだけを繰り返す、、ということはある意味では有効なんです。
ただ、髪のダメージは、実はカラーやパーマだけで出ている訳ではありません。
むしろ、カラーやパーマは髪を傷めるきっかけでしかなく、髪を傷ませているのは、使用するケア剤も含めた、普段のヘアケアです。
髪から見たら、日常の摩擦やひっぱり、紫外線などの、毎日の小さなダメージの蓄積の方が圧倒的に負担になる、、ということです。
つまり、毎回リタッチだけしていても、日々重なっていくダメージは進む一方、、ということですね。
実は僕も、この「傷ませないカラー」を始めた時、同じように考えてました。
実際に、何人ものお客様に「髪を傷ませないリタッチ」を繰り返していました。
すると、どうなったか、、、、
結果的には、根本ほどキレイにはなかなかならなかったのです。
その理由は、紫外線やゴムの摩擦、使用するシャンプー剤やトリートメント剤、日々のアイロンやブローや美容師の削ぎなど、髪を傷ませてしまう要因が多すぎるからだと思っています。
そして、その髪のダメージはどんどん加速していくのです。
キレイな髪を目指すために
世の中には、数え切れないくらいのカラー剤があり、それぞれに特性があるのですが、僕らはギーク商材が最もいかせるカラー剤、つまり、最も髪をキレイにできる方法を日々模索しています。
先日も微アルカリカラーを使用した新たなレシピが公式から発表されました。
この方法だと、カラー剤の色味を邪魔することなく、キレイな発色を楽しみながら、髪の補修、補強もしっかりと行うことが可能になります。

このように、ジェンテでは髪を極力傷ませないようにカラーを行いながら、すでに傷んでしまっている髪の補修、補強を行なっていきます。
もちろん、完全に修復することはできませんが、こういった髪の補強を繰り返すことで、かなり綺麗なところまでは持っていけると感じています。
ただ、やっぱり放っておいたら、髪は痛む一方です。
そのダメージから少しでも髪を守るためには、リタッチだけで終わらせるのではなく、簡易的なものでもトリートメントを行い、髪の補強をしていきことが大切です。
普段のヘアケアももちろんですけどね!
では、今回はここまで。
いつもありがとうございます!






