100%ヘナは、白髪にぞメルトオレンジ色になります。
繰り返すほどに、そのオレンジ実は強くなる、、、。
だから、そのオレンジを打ち消すために、藍染の草(インディゴ)を
使用して、青っぽい色を上からかぶせることで茶色にしていくのです。
(これを2度染めと言います)
ヘナは葉っぱを乾燥させ粉状にしてあるものを、ぬるま湯で溶かしてペースト状にして使用します。
白髪染めとして使用するにはなかなか手ごわいやつですが
髪を守ったり、ツヤを出すには、そこらのトリートメントには負けません
が、白髪を茶色にする場合には2度染が必須。
ジェンテではケミカルヘナ(人工色素入りヘナ)と100%ヘナ
さらにヘナ+インディゴ(※)の2度染も行っています。
※インディゴとは、ジーンズなど藍色に染めるときに用いられる染料。
もちろん、100%天然で、酸化することで色が変化するため、時間が経つと
色が深くなり、色味も変わってくる特性がある。
以前のブログには関連記事がいくつかあります。
これも髪質改善か?!アルカリカラーの白髪染めからケミカルヘナに変えてみた!
なぜヘナで髪を染めるのか、、
先ほども書いたように、100%ヘナは思うような色なんかできないし
そもそも黒髪が明るくなることもない、、、。
茶色くしようとおもったら、2度染なんて時間もお金もかかる事も必要だし
そこまでしても、色の出方なんて、毎回違ったりもする、、。
ケミカルヘナだって、多少白髪に入る色のニュアンスは変えられるものの
オレンジベースなので、赤みはどうしたって出やすくなってしまう、、、。
では、なぜそこまでしてヘナで染める人がいるのか、、
理由は意外と単純
1、化学的な染料や薬品をできるだけ頭皮につけたくない
2、アルカリカラーのダメージから髪を防ぎたい
3、ジアミンアレルギーで人口色素にかぶれてしまう
大体、こんな感じの理由です。
過去に記事にケミカルヘナはいくつか書いてあるので
今回は100%ヘナの2度染について書いていきます。
ヘナとインディゴの2度染め
では、先日のお客様。
この方は、少し前から2度染をしているそうです。
以前に行っていた美容室が営業をやめてしまい、2度染してくれる美容室を探していたそうです。
なぜだか、2度染できる美容室って、決して多くはないんですよねー。
で、HPを見てご来店いただきました。
まずは、ヘナで染めた後のお写真がこちら
地肌もややオレンジになるのでちょっと見えにくいですが
根元1センチほどがオレンジっぽいのがわかりますかね?
これがヘナ単品で染めた時の様子です。
そしてここからインディゴで染めていきます。
インディゴは、髪に入れた後、空気と触れ合う事で少しづつ色が変化していきます。
最初はやや緑っぽい色が2、3日で茶色に落ち着いてくるのです。
ただし、普段の扱い方法次第で、その変化も変わってくるので注意が必要!
コチラがインディゴで染めた後の写真
写真ではわかりにくいですが、この時点では、まだやや緑がかっています。
これが徐々に茶色になっていくのです。
全体の写真を撮り忘れてしまったのですが、
こうして染めていると髪のツヤ具合はかなりいい感じです。
ダメージもほぼない上に、ヘナで髪が強化されているので
当然と言えば、当然ですけどね、、、。
ヘナやインディゴには、一般に出回っているものの中には粗悪なものも多いと聞きます。
使用法や普段の扱いでも変わってきますので
キチンと知識を持っている方に相談してから行ってくださいね!
では!