先日の月曜日も定期的に行われる全国美容研究会(NRA)の勉強会でした。
365シリーズはこのNRAが主体となっている一般社団法人になっており、簡単に言うと、利益ではなく公益目的の団体、、となっているのです。
美容のメーカーとしては、かなり変わった形式をとっています。
さらに、常に美容師や研究者、開発者の方々が、日々髪についてあれこれ考えていますので、新たなモノの開発スピードがとんでもなく早くなっています。
今回も、そんな新しい施術の説明が主でした。
具体的に言うと、2剤が不必要なベースメイク!、、、と言ってもわからないですよね(笑)
[髪がバサバサ、、」の状態を365ベースメイクでストデジで改善した結果
ま、簡単に言ったら、髪がキレイになる施術が時間短縮できる、、という事です(笑)
実際に商品化されるは今秋ですが、ベースメイクがもっと手軽にできるようになるかもしれませんね!
では今回の本題!
髪の細胞は死んでいる
以前のブログでも書いていましたが、今まで、髪は「死滅細胞」と言われてきました。
細胞として死んでしまっているから、何を付けても、何をしても、生き返ることはない、、、。
これが、ここ何十年、美容業界では定説となっています。
そもそも、その根拠は、日本の毛髪科学者の第一人者として知られている大門一夫教授の論文です。
昔の美容師なら知っているかもしれませんが、大門教授が書かれた「毛髪大全」は、当時の美容師のバイブルとなっていました。
実際に、僕の父も、この「毛髪大全」に信じられないほどの書き込みをして、大事にしていたのを覚えています。
しかし、ここ数年の研究の結果、「髪は細胞としては、死んでいるのではなく、眠っているだけ」という説が有力となっています。
大門先生も、晩年には「髪は休止細胞である」と言われていたそうです。
というのも、先ほどの写真の中央で話している大きめの男性、この方はNRAの代表なのですが、元美容師でありながら、大門先生の右腕として研究にいそしんでいた、、という変わり種(笑)の平澤さんです。
先ほどの「髪は休止細胞」という言葉は、この平澤さんが、大門先生から直接聞いている話でもあるようです。
とは言え、一般の方には髪が生きていようが、死んでいようが、どちらでもいい話(笑)
要は、普段きれいな髪でいられるかどうか、、が大切ですからね。
髪の治癒力をアップするアウトバストリートメント
ただ、普段使用するホームケアには、どんな理論で、何を意図して作られているかは、実は結構重要!
「髪は死滅細胞」とするなら、コーティングでキレイにするしかないし、逆に「生きている」とするなら、コーティングは空気を遮断してしまう可能性があるのでNG!
これはヘアーホスピのシャンプートリートメントも全く同じですね。
そして、365にも、このような理論の元作られた製品があります。
それがこちら!
mayu アウトバストリートメント!
この中に、髪の細胞をたたき起こし、活動させるためのエネルギーと栄養分が入っています。
成分は、、、たぶん秘密にした方が良さそうでね、、(大人の事情です)
けれど、最近美容関連では耳にすることが多いものが主成分となっています。
実際に、このアウトバスを使っていると、枝毛が減るという実績もあるそうです。
ダメージでお困りの方は、是非使ってみて下さい!