こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
一般の方や美容師の中にも
「ヘナをしている髪は明るくならない、パーマもかからない」
と思っている方もいるようですが、それは大きな誤解です。
ヘナの種類や人工色素の量、頻度などで、「明るくなりにくい」というのはありますが
「明るくならない」わけではありません。
(オレンジっぽい色が出やすいというのはありますが、、、)
その工程を順を追ってご説明しましょう!
カラーの原理を簡単に言うと、、、
一般的に髪を染めるときに使用するアルカリカラーは、施術だけ見ると
「混ぜて」「塗って」「放置して」シャンプーするだけなのですが、
その間に、2つの事が髪の中で行われています・
1つは 「明るくする作業」
そして、もう一つは「色味を入れる作業」
そう、通常のヘナ(ケミカルも含め)はこの「明るくする作業」がないため、
別に行ってあげれば、髪は耀することができるのです!
ただし、入っている色味次第では、赤みが出やすかったり、抜けにくかったりする場合があるんです。
ビフォアの状態
まずはビフォアの写真から
この方は、元々カラーを2~3週間ごとにしていたのですが(ほぼリタッチで)
髪が細く、すぐにバサバサになってしまうため、いつもダメージに悩んでいました。
そんな時に、ヘナをされているお知り合いが、黒髪ですごくツヤがあるのを見て
「明るくなくていいから、髪をきれいにしたい!」と
気づいたら真っ黒になってました(笑)
他店のヘナで真っ黒にしてきたようです、、、。
まぁ、何位せよ、ジアミン(人工色素)入りのヘナを始めて、かれこれ8か月ほど。
ところが、長さもあってか、
「やっぱりもう少しだけでも明るくならないかな、、、」
と相談を受け
「どれだけ明るくなるかはチェックしてみないと何とも言えませんが、やってみましょう!」
という事で、今回はヘナ髪のライトニングとなってます!
カラーのテストチェック
先ほども書いたように、ヘナや黒染めをした髪をブリーチしてみたところで、
髪の中に残っている色素の量で、明るくなった時の色味は変わりますし
どれだけブリーチするかで明るさも変わってきます。
と、いうわけでま図はチェック
違うパワーの薬を付けて、どれくらいの明るさになるかをチェックするのです。
こうすることで、
「やってみなければわからない」状態から、「ある程度予想ができる状態」にもっていくと
その後の作業も、安心して行う事ができるのです。
今回はブリーチ剤も少々混ぜて使用するので、できるだけダメージを少なくするため
大きめの筋状の髪を取り、部分的に明るくしていく事にしました。
アフター
そして20分ほど放置、その後シャンプーして、さらにリタッチで
ジアミン入りヘナをしております。
わかりますかね、、筋状にやや明るくなっています。
ヘナの頻度が高いため、やや赤みに偏っていますが、これくらいの量でも
離れてみれば、割と明るく見えるんです!
ヘナ髪を明るくしたいなら、ホイルで筋状に明るくする!
これが有効ですよ!