こんにちは。名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
人格に個性があるように、髪にもそれぞれの個性(特徴)があるのです。
「似たような髪」はあっても、「まったく同じ髪」なんてたぶんあり得ない、、、
昨日もブログに書きましたが、細くて柔らかい、猫毛の髪は、非常にむつかしい。
その理由は、簡単に言うと、傷みやすいからなんです!
ちょっと余談ですが、僕たち毛髪復元士の資格を持っているサロンでは、お客様の髪を電子顕微鏡の画像で見ることができます。
今までも数々の電子顕微鏡画像を見てきました。
このブログでもちょいちょい使用しています。
こんな感じ
確か2000倍だったかな?
僕らは見慣れていますが、一般の方にはちょっとグロテスクですかね、、、
お食事中だったらごめんなさい!
この画像でわかるのは、今のダメージ具合と、その髪の大方の髪の特性!
ダメージ具合に関しては、1万本中の1本の画像なので、本当に参考程度にしかなりません。
たまたま、その1本がきれいなキューティクルなんてことだってありますからね。
脱線していますね、、、。
「普通にカラーして、シャンプーだってサロン専売品、でも髪がいつも傷んでしまう」
そんな方は、ひょっとしたら、ご自分のキューティクルが薄い、もしくは少ないのかもしれませんよ。
実際の画像で見るとこんな感じ
ちなみに、ちょっと太めな髪だとこんな感じ
1枚の厚みが違うのがわかりますかね。
横の凹凸を見るとわかりやすいかもしれません。
枚数が少ない方だと、1枚1枚の間隔が大きくなります。
そして、キューティクルが薄いと、アルカリに非常に弱い可能性が考えられます。
つまり、カラーやパーマのあとに残留してしまうアルカリです。
プールや海ももちろんアルカリ、水道水は中性なんですが髪から見たらアルカリに偏ってます。
この図ですね
パーマやカラーをした後の髪はアルカリ性になってます。
髪は弱酸性がもっとも安定するので、アルカリ性では不安定。
傷みやすかったり、色が抜けやすい、パーマがだれやすいといったことが起こります。
ただし、乾かせば、いったん弱酸性には戻るのですが、再び濡らすとまたアルカリに、、、
そんな風に行ったり来たりしながら1週間ほどで、元の弱酸性に戻るのです。
では、ここからが対策!
まず、美容室でカラーやパーマを行う際は、必ずアルカリを酸性に傾ける薬剤を付けてもらう!
(美容室ではバッファーとか酸リンスなどと呼ばれるかな)
ただ、これは美容室によって、ちゃんと行っている店、全然していない店、と分かれています。
「髪を傷ませません!」なんて言ってて、アルカリ除去もしない美容室は、僕なら信用できません、、、。
「そんなの美容師さんじゃないとわからないし、選べないじゃない!」
そうですよね、、、。そんなときはこれです
アルカリオフ!
これをカラー後2、3回、髪を濡らしてまんべんなくつける。
そして、2~3分ほど放置して、流してからシャンプー!
これだけで、髪は弱酸性に早く戻すことができます!
アマゾンなんかでも購入できるみたいです!
今、気づきましたが、以前にも同じような記事書いてました(笑)↓
アルカリ除去しないままトリートメントなんて絶対NG!
トリートメントなんかより、アルカリ除去のほうがよっぽど大切です!
髪が傷みやすいなと感じる方はぜひ使ってみてください!!
毎月カラーする方なら、3か月~半年くらいで、髪の感じが変わってきますよ!