こんにちは、名古屋の髪質改善プランナー、衛藤です。
本日の記事はヘナの実験です。
ヘナはもともとインドの草です。
現地の方は昔から、髪に塗ったり、体に模様を入れたりしているそうです。
今でも、インドのどこかの地域では。結婚式前の新譜さんにきれいな模様を体に描き
結婚式を迎えるそうです。
以前に、旅行に行ったお客様から写真を見せて頂いたのですが、それはそれはきれいな模様!
まさに芸術品でした。
ただ、カラーみたいに色が選べるわけでもないし、黒髪が明るくなることもありません。
ただ、白髪がオレンジに染まるだけなんです。
これを茶色に近づけようとすると、ヘナでオレンジにした髪の上に、
さらにインディゴという藍を水で溶かして載せて、茶色に近づけるのです。
先日、毛束を使ってどんな色になるのか実験をしてみました。
まずはビフォア
金髪の毛束です。もちろん人毛100%です
これに、まずはヘナの粉末を溶かして髪に塗ります。
すると、、、、
こんな色になります。ベースが薄い茶色なので、赤茶っぽくなりますが
白いベースだと、結構ビビッドなオレンジになります。
毛束が2つあるのは、違うメーカーのものを比べてみたかったからです。
よく見ると、濃さの違いがあるのがわかりますよね。
では、さらに子の毛束の上に、インディゴを載せてみましょう!
こんな感じ。
毛束のせいか、結構なダークブラウンになりました。
ヘナの愛用家の方たちには、この2度染は意外に広く知られているものです。
100%天然にこだわる方には、この方法しかないんです。
もし、これが、1回塗っただけで茶色になるようなら、おそらくそれは100%天然ヘナではありません。
まず間違いなく、人口色素が入っているでしょう。
さらに、今回はこんないろが出ましたが、髪質によって出る色はまちまち。
回数続けても、むらなく染めることは難しい、、、。
ではなぜそんなデメリットばかりのヘナで染める方がいるのか、、、、
これには、当然、そのメリットもあるのです。
メリット1
髪がほぼ傷むことがない
メリット2
細くなった髪やハリコシのなくなった髪にハリコシが出る
メリット3
人口色素を使っていないため、カラーでかぶれてしまう方でも使用できる。
人によっては、このことが、多少の手間に比べても、おつりがくるほどのメリットなんです。
また、ビビり毛などの超ハイダメージ毛に髪質強化として使用されることも多々あるのです。
カラーとしてはできそこないですが、トリートメントとしたら、結構使える存在なんですね!
ただいま、ヘナについてはいろいろ勉強中!
今後はヘナ関連の記事も増えるかもしれません!お楽しみに!