髪質改善 ほぼダメージ0でカラーをしながら髪を補修する365プラスとは?

髪の改善、補修、復元を行っていると、結局行きつくところは

「髪をいかに傷ませないで施術するか、、」

 

どんなに髪をキレイにしたところで、再び傷めてしまっては元の木阿弥、、、

パーマや縮毛矯正に関しては、随分髪の負担を少なくすることもできるようになってきたけれど

カラーだけはどうしたって傷んでしまう、、、。

 

だからこそ、ジェンテでも毎回の毛先までのワンタッチは避け、間にリタッチをはさませるよう推奨してきました。

 

ところが、この365プラスカラーは、

「髪のダメージを0のまま、カラーをしながら、髪のダメージを補修していく」

という、珍しいメニュー。

 

ちょっと難しく言うと、、

「カラーのアルカリを利用し、髪に必要な成分を入れ髪の強度を上げつつ、必要がなくなったらアルカリを弱酸性に戻し

髪が傷まないように処理していくカラー」

なのです。

 

今まで、「髪を補修する」といわれる様々なものをためしてきましたが、365プラスは、確かな毛髪科学をベースに、美容師が作り上げてきた、結果のわかる本物の毛髪補修メニューです。

 

とはいえ、今はコーティング型トリートメントの全盛期。

そこで、従来のトリートメントとの比較をしてみましょう!

他のトリートメントメニューとの違いと特徴

現在のトリートメントは、大きく分けると、下記のようなケースがあります。

それぞれの特徴を見ていきましょう!

 

従来型のアフタートリートメントタイプ

通常にカラーを行ったうえでアフタートリートメントで髪をコーティングするタイプ。

ほとんどの美容室で行うトリートメントは、このタイプのモノです。

 

長所・・・仕上がりの感触が良く、見た目のツヤを与えやすい

短所・・・カラーによる根本のダメージは変えられない。数日経つと効果を実感できなくなる。

機能水などによるダメージレスカラー

カラーによる活性酸素の除去やダメージ回避を機能水やカタラーゼ(酵素)等で行う方法

 

長所・・・ものによっては活性酸素の除去に役立つ、酸リンス等で髪に残るアルカリの除去を行える

短所・・・カラーによる根本のダメージは、アルカリや活性酸素によるもの。その両者にきちんと作用して思いのほかダメージを軽減できたとしても、髪のダメージの修復ができない。

365カラー

「髪を傷ませないのは当たり前。後は傷んだ髪をどこまで修復できるか、、、」がテーマのカラー

 

長所・・・・アルカリをコントロールし髪の中の成分が抜けないようにする事で、髪を丈夫にしながらダメージを0にすることができる。

アルカリの膨潤と酸の収れんを利用することで、髪のしなやかさを長く保つ事ができる

カラーパーマ後の余分な成分を全て除去する為、髪の負担がなくなるため、色持ちが抜群に良くなる

 

短所・・・・全体的にカラーをしないと、毛先の修復はできない

ハイダメージの毛先は365カラーだけでは修復しきれない場合もある

コーティング剤を使用しないため、1回でツルツル、ツヤツヤになるわけではない

 

365のカラーを使用した時の一番の違いは、施術を行った「その日」ではなく、次に来店される「その後」の状態です。

カラーで髪を傷めていないので、髪の中に入れた色素も抜け出にくく、カラーがしっかり保つ事ができます。

365プラスカラーの行程

では、実際の行程を見ていきましょう!

①まずはクレンジング処理

髪についた余分なコーティングや油分を取り除き、裸髪の状態にすることで、薬剤の浸透を良くします。

 

②前処理

乾いた髪に栄養分となるタンパク質を付けていきます。

これが、後にカラー剤のアルカリで、色素と共に髪の内部に入り込むので、単純な作業ですが、かなり重要な要素です。

 

③その後、コ―ムで良くなじませる

この時に使用する「電動コ―ム」は1分回に2万回振動を繰り返し、薬剤と髪のなじみを良くします。

 

③しっかり乾かす

 

しっかり乾かすことで、先ほどの処理剤が髪にしっかり付着し、、より効果的に髪を補修していきます。

 

④リタッチカラー

 

まずはリタッチ部分を明るくします。

明るくするにはアルカリの力が必要なので、この時のカラーはアルカリです。

 

⑤根元から毛先にかけて、365カラーの特殊な薬剤を塗布していきます

この薬剤が365プラスカラーのかなめ。

かなり奇抜な色ですが、この蛍光色が、カラー剤に含まれているアルカリのバロメーターになってくれるのです。

そして、カラー剤のアルカリを徐々に弱酸性に戻しながら、必要な成分を髪の芯まで届けます

 

⑥特殊な加温機で加温

通常の加温器では、熱の当たる場所によって、温度ムラが生じ、それによって薬剤の浸透にもムラができてしまいます。

 

⑦カラーチェック後の後処理

アルカリを始め、過酸化水素ジアミンなど、余分なものが髪に残らないように全て除去し、さらにヘナの補修成分でもあるローソニンを使用して、髪の傷みの元でもある「ダメージホール」の穴埋めをしてきます。

この時に、蛍光色が消える事で、髪の残留アルカリがなくなったことがわかるようになっています。

 

⑧シャンプー台で流した後、シャンプー、トリートメント

⑨乾かして

軽くクルクルドライヤーを通して仕上げて終了です

365プラスカラーのビフォア・アフター

 

では実際に365カラーを行ったビフォア、アフターを見ていきましょう!

3か月前に縮毛矯正した状態。以前のカラーとダメージで明るくなった毛先を落ち着かせるため365カラー

引っ掛かりも少なくなり、枝毛も随分修復できています。

ややくせ毛あり。カラーによるダメージで髪が広がりやすく、まとまりにくくなっています。

365カラーの後は、乾かすだけでこの収まり。

しかもこの状態がしっかり継続します。

通常のカラーをしてきた中間~毛先と、365カラーで行った根元の違い。

365カラーはダメージも少ないため、時間がたっても色落ちが少なくて済みます。

半年前に矯正ストレート。

毛先のダメージは激しく、栄養成分とともに色味をしっかり入れることで髪のしなやかさを取り戻しています。

ややうねりがあり傷みやすい改質

くせ毛とダメージで髪がうねりまとまらなかったが、施術後頭頂部はかなり収まった。

毛先は、繰り返しの365カラー&ベースメイクでさらに改善していく予定

 

365プラスカラーの価格

ワンタッチ(全体のカラー)・・・¥9990~ セミロングで500円、ロングで1080円のロング料金がかかります。ブロー別

リタッチ(3センチまでの根元のカラー)・・・¥6500

カットのない場合は、ブロー料金+¥1000かかりますので、ご了承ください。

カラーはしたいけど、髪が傷むのは嫌、とにかく髪をキレイにしたい、傷んだ髪を改善したい、、、、そんな方にはお勧めです!

 

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